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電子書籍
妖怪談 現代実話異録
著者 加藤一
人の世の理を超えた圧倒的畏怖。神と妖の実話怪談!「猿の神様を連れて帰る」東南アジアの村から父が送ってきた写真。そこには人面の異形が…「外来種」より飛行機に乗り合わせた天狗...
妖怪談 現代実話異録
05/02まで通常858円
税込 429 円 3ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
妖怪談 現代実話異録 (竹書房怪談文庫)
商品説明
人の世の理を超えた圧倒的畏怖。
神と妖の実話怪談!
「猿の神様を連れて帰る」
東南アジアの村から父が送ってきた写真。
そこには人面の異形が…
「外来種」より
飛行機に乗り合わせた天狗のような男。乱気流が起こると団扇を取り出して…「高度一万メートルの邂逅」
財布をすられた祖父が頼った姪。姪は蝦蟇を呼びその肝を…「籠蛙力行」
温泉街で見かけた木乃伊館。その夜、失踪した夫は意外な場所に…「木乃伊館」
村の裏山に棲む危険な神。見た者は目を喰われると言われるが…「遭神」
父が東南アジアから連れ帰った猿の神。昼は木彫りの像だが…「外来種」
山の廃屋からまろび出て里に来る妖・血鞠とは…「ちまりの話」
人を刺した箸から芽吹いた楠に宿る妖獣…「しいらくさん」
ある家が祀る独自の神、〈海ンカミサン〉。強すぎるその力とは…「ゥフゥヌンヮヌゥーノッ」
他、異形たちが跋扈する33話!
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紙の本
何なのかはっきりカタチが掴めないものたち
2023/10/17 09:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:somaandsinko - この投稿者のレビュー一覧を見る
書籍タイトルから妖怪や神さま的なものをイメージしましたが、この本では少なくとも幽霊ではない、だけど正体が何なのかはっきり掴めないものを妖(あやかし)と呼んで扱っているので、読んだ後モヤモヤが残る話が多め。
特に長編にその傾向が。
散りばめられたいくつもの謎は結局どうなったの?って思う人、この不可解さが良いと思う人と好みが分かれるのかなと思います。
私は何度も読んでわけのわからなさを楽しんでいます。
恐怖一辺倒ではなくほのぼのするような話もあり、緩急がついていたので読みやすかったです。
特に一番最初の話。シチュエーションもすごいですが、遭遇した人の行動がなんか滑稽で好きです。