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電子書籍
新版 わたし クリスマスツリー
著者 佐野 洋子
『100万回生きたねこ』『おじさんのかさ』の佐野洋子が描く、「もみの木」の物語。衝撃のクリスマスの物語が、大人の絵本にふさわしい、新しい装いになりました。きれいな町に行っ...
新版 わたし クリスマスツリー
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わたしクリスマスツリー 新版 (講談社の創作絵本)
商品説明
『100万回生きたねこ』『おじさんのかさ』の佐野洋子が描く、「もみの木」の物語。
衝撃のクリスマスの物語が、大人の絵本にふさわしい、新しい装いになりました。
きれいな町に行って、クリスマスツリーになりたいと夢みる「もみの木」。
町の人がむかえに来てくれると信じていたのに、季節は過ぎていきます。
やがて、ほかのもみの木をのせた貨物列車が走っていったと知らされた「もみの木」は走り出して……。
一途に願った夢がやぶれた「もみの木」を迎えてくれたのは、森の仲間たちでした。
猛然と走り出す「もみの木」に小さい子どもたちは大よろこび。
大人たちは、心あたたまるラストにほっとしながらも、ほろ苦さをかみしめる、そんなどこにもないクリスマスの絵本です。
*本書は、1990年初版刊行『わたし クリスマスツリー』、2006年初版刊行『新装版 わたし クリスマスツリー』の仕様、デザインをかえたものです。佐野洋子の原画に、より忠実な色みになっています。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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紙の本
わたし、クリスマスツリーに なるために うまれてきたの
2023/12/13 15:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐野洋子さん作・絵のクリスマス本です。
1990年に初版刊行『わたし クリスマスツリー』が
2006年に初版刊行『新装版 わたし クリスマスツリー』になり、
さらに、2023年に『わたし クリスマスツリー 新版』となりました。
没後10年以上になる佐野さん、
なんだかこの時期に新版が出るとは、まるでクリスマスプレゼントようです。
「わたしは きれいな町で クリスマスツリーに なるの。」
山のふもとの雑木林で生まれ育ったもみの木は
そんな夢をずっと持ち続けていました。
ある時、町へ向かう列車に、たくさんのもみの木が乗せられていることを知った
雑木林で生まれ育ったもみの木は…。
もみの木の大胆な行動にビックリ。
夢見る心と、はやる心、もみの木の一生懸命さが画面いっぱいから伝わります。
そうして、
最後にもみの木をやさしく包み込んでくれた素敵な場所とは!
「わたし、クリスマスツリーに なるために うまれてきたの。」
森の仲間たちやずっと見守ってくれていた年取った木、大きな星たちに囲まれた
もみの木は、すばらしいクリスマスツリーになっていました。