格好の大河ドラマ参考本
2024/05/18 20:18
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
紫式部と道長は超メジャーな歴史上の人物ですが、その生涯や時代背景はほとんど知りません。逆に新鮮味があって、今年の大河ドラマは面白く視聴しています。一方、どこまでが史実か知りたくて、入門書である本書を購入。結果、とても読みやすく、ツボを押さえた内容に大満足です。例えば、紫式部と清少納言が会うことはなかったとのこと。道長と紫式部が恋仲だった可能性は極めて低い一方、倫子が二人の仲を疑っていたエピソードや深夜に道長が紫式部を突然訪問するエピソードもある等、大河ではどのように描かれるのか楽しみです。
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投稿者:rie - この投稿者のレビュー一覧を見る
イラストを交えて、紫式部や道長など当時の和歌の意訳も書かれていたので読みやすかったです。
紫式部ってどんな人?
2024/01/11 22:28
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投稿者:安堵 玲 - この投稿者のレビュー一覧を見る
はたして『紫式部日記』の紹介になっていたであろうか。よくある名著古典の解説書と違い、「現代ならこう読める」といった最近流行りの 令和解釈本風。時代背景を理解していないとわからないのが歴史古典。系図が必須。何種かの系図が掲載されてはいるが、1ページ ドーンと1枚にまとめられていたほうがわかりやすかった。
『紫式部日記』って 何が書いてあったの?
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投稿者:ta - この投稿者のレビュー一覧を見る
大河ドラマを見て紫式部に興味を持ったので、読みやすそうなこちらを読了。おもしろくて、読みやすかったです。
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文庫本で読みました。 あまりにも有名な「源氏物語」の著者、紫式部が才能溢れる女性であったことは間違いありません。 光源氏のモデルになったのは誰なのか? 彼女を中宮彰子の女房へ採用した藤原道長か、その父兼家か。または源高明と説もあり。一人がモデルというのではなく、数人の男性のエピソードから物語が生まれたのかもしれません。
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大河も始まるし紫式部のこと知りたい!てなって読んでみた
2部構成になっていて、最初は紫式部が書いたとされる、紫式部日記について。後半は彼女が生きていた時代の出来事が書かれています
同時代に活躍した和泉式部が紹介する、という体をとっていて面白いです 紫式部が語るより客観性があるかも?笑
平安時代のことをよく知らんので勉強になりました!
かわいい絵も入ってて読みやすい
日記を読むことで紫式部の人となりを知ることが出来て、なんだか身近に感じます。
こんな人にオススメ
平安時代をよく知らんから知りたい
紫式部てどんな人だったんだろ
大河見たら藤原だらけでこんがらがりそうやから予習しときたい
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このジャンルに全く興味がなかったけど大河ドラマをきっかけに、よりドラマを楽しむには背景を知っていた方が良いだろうと思い、読み始めた。紫式部がいかに文才に優れていたか、分かりやすく解説されていて初心者にも優しい。今後は藤原家についてもっと理解を深めたいので、他の歴史的な書籍も探してみようかな。
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■4コママンガ、系図、図表がわかりやすい。
■紫式部は藤原道長と同じ時代を生きた人。
■実は紫式部の本名は…読んでのお楽しみ。
■貴族の中での権力闘争の激しさ。
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私も大河ドラマから入ったひとりです。
この時代には馴染みがなく、人物像もよく分からないので、相関図をコピーしてドラマのキャストを書き込んで読みました。
4コマ漫画もあり、内容も和泉式部の語り口調なのでとても分かりやすいです。人物の関係性や性格など、知ってからドラマを見ると理解しやすくなります。
源氏物語も読んでみたくなりました。
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大河ドラマをきっかけに読んでみたけど、楽しく読みながら勉強にもなって面白くてあっという間に読んでしまった。
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帯に2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の世界を愉しむ本!とあり購入しました。
というのは、私は大河ドラマは見ていないのですが『NHK短歌』で第二週の俵万智さんの回で『光る君へ』とのコラボがあるということなので少し勉強しておこうと思いました。
ブク友さんには『源氏物語』を通読されている方も多いと思いますが、私は高校の教科書で少し読んだ程度なので、これぐらいのレベルで書いてくれている本は本当にありがたく面白く読めました。
〇紫式部は苦しみ多き現世を「あはれ」というひと言に集約させた。
〇紫式部が仕えた中宮彰子や同僚女房たちライバルにあたる清少納言のことなどを紹介。
〇この本のナビゲートは和泉式部。
〇「女房」というのは現代でいうところの妻ではなくえら~いお方に仕える女性。和泉式部は中宮彰子につかえていた。同僚に紫式部。ライバルの中宮定子に仕えていた清少納言。
〇紫式部日記とは
中宮彰子の出産が迫った1008年秋(7月)から1010年正月にかけて。
・一巻 第一部 日記体(記録)
・二巻 第二部 手紙文体(消息文)
第三部 日記体(記録)
〇父藤原為時の官職名「式部の丞」から「式部」を『源氏物語』のヒロイン「紫の上」から紫をとって紫式部。
20代後半で藤原宣孝と結婚。
999年賢子を産む。
藤原道長の娘中宮彰子の女房になる。
『源氏物語』を書くことに没頭。
女房文学が花開く。
紫式部→中宮彰子の出産という一大事を記録にとどめる係を任された。
紫式部の仕事。
「中宮彰子の教養面での世話+彰子出産の記録+『源氏物語』の執筆」
〇紫式部と清少納言が実際に会うことはなかった。
〇又、『紫式部日記』とその時代を理解するためには平安時代中期に藤原北家によって全盛を極めた「摂関政治」のことを知る必要がある。
娘を天皇に嫁がせて男児を産ませ次の天皇にする。
天皇の幼いころは外祖父が「摂政」となって政治を代行し、天皇が成人してからは「関白」として天皇をサポートして政治を牛耳る。
〇藤原道長の存在
一条天皇は結婚した定子を24歳で亡くしその9年後に彰子懐妊「一帝二后」。
〇光源氏のモデル
源高明
源融
藤原道長
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大河ドラマきっかけで読みました。
歴史物は好きですがこの時代に詳しくないので理解を深めるために購入。
時代背景や人間関係についてわかりやすく書かれていました。
おかげで大河ドラマの方も似てる名前が多いですが誰がどういう人なのか判別できるようになりました。
読んでよかったです。
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和泉式部が語り部となる「紫式部日記」。
4コマ漫画もあって、ま、読みやすかったかな。
一番、印象深かったのは紫式部のお父さん、為時さんかな。
大河ドラマ「光る君へ」では、岸谷五朗さんが演じているので、余計に気になる。
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光る君へ、の内容把握と歴史の勉強で。とても分かりやすいし、おもしろいです。和泉式部の立場から紫式部日記を解説しているのも独特でいいとおもいます。
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歴史上人物で誰が好き?と聞かれたら、だいたいの人が織田信長とか坂本龍馬とか言うところを何故か私は『紫式部』がぱっと浮かんでしまう。
…が、言うほどこの人物のことはよく知らない。
多分昔読んだ『あさきゆめみし』っていう源氏物語の漫画が影響していると思うけどw
で、この度この紫式部が大河ドラマということで、色々それに関するものを(この本だけじゃなくて)読み漁っているわけだけど。
知れば知るほど、この人がただの不器用な引っ込み思案の僻み屋っていうふうにしか見えなくてwww
なんでこんなにすごい人物として扱われるのか、他にも女流文学者いるのに?って思ってたけど、この本の冒頭にもあった通り、現代ならばノーベル文学賞に匹敵するほどであったということだし、源氏物語もタダの好色男の話ってわけでなく、その時代、世の揺らぎなどをよく現している壮大な物語であり、それを一人の女性が書き上げたということで、凡人な一人の女性の中にものすごい熱量の才能があったのだと私は解釈した。
作品を生み出す以外は世渡りが下手な様子がなんだか親近感を感じさせる。w