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戦争と平和 田中美知太郎 政治・哲学論集
著者 田中美知太郎 著
戦争は悪だ。しかし、悪であって、なお正義であり得るのはなぜか。そして、戦争を悪だと告発することがアリバイ証明と自己弁護、他を非難するための手段として利用されるのはなぜか。...
戦争と平和 田中美知太郎 政治・哲学論集
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戦争と平和 田中美知太郎政治・哲学論集 (中公文庫)
商品説明
戦争は悪だ。しかし、悪であって、なお正義であり得るのはなぜか。そして、戦争を悪だと告発することがアリバイ証明と自己弁護、他を非難するための手段として利用されるのはなぜか。「道徳問題としての戦争と平和」ほか、ギリシャ哲学の碩学が戦中・戦後の政治的問題を考察した一七篇。文庫オリジナル。
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紙の本
古びない議論
2024/03/17 01:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マルクス・アウレリウス - この投稿者のレビュー一覧を見る
田中美知太郎の政治論を中心に選ばれた珠玉の論考を通じて、戦争と平和について考えることができる。プラトンを基盤に持つその議論は、当時の時局を踏まえて書かれたものだが、平明かつ普遍的で、今の我々にも何の違和感もなく訴えかけてくるものだ。むしろ今こそ読まるべきではないか?人間というものは、いかに科学が発達し、社会が変化したとしても、根本的な部分は田中の時代も、いや、古代ギリシアの時代から変わっていないのだと思う。