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ラベンダーとソプラノ
「今年こそ金賞を」の重圧と厳しい練習で崩壊寸前の合唱クラブ。小6の真子はボーイソプラノの朔や商店街の合唱団と出会い、頑張ることの意味やクラブのあり方を考える。
ラベンダーとソプラノ
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紙の本
同調圧力について描かれている
2023/05/27 13:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りら - この投稿者のレビュー一覧を見る
児童書だけど、大人が読んでも十分考えさせられる。
同調圧力について平易に描かれている。
学校は特に閉鎖的で、そういうのが強まりやすい環境にある。
綺麗なソプラノで歌う男子。
近い未来に、その声で歌えなくなるのがわかっている。
だからこそ、今歌うことを大事に思っていて、結果を求めて窮屈な練習を強いられたり、自分の声や歌をバカにするような環境では歌いたくないとも考えている。
必ず来るその時がわかっているだけに、切ない。
合唱クラブの練習活動のあり方に疑問を持ちつつ、何も言えずにいた女子が、その子との出会いから合唱サークルの人々との出会いを通じて変わっていく。
俗に言う、「ナナメ上の関係の大人」が程よく関わることで、子どもたちの煮詰まり感はするっと解けていくこともあるんだなと思った。
多様性について考える。
そして、声変わりしても歌を聴いてみたいって言う女子によって、男子も新しい自分に希望を持てたのではないかと。
さわやかな読後感。
紙の本
よかった
2023/12/19 17:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろいろと考えさせられるような内容で、絵がかわいかったから興味を持っただけでしたが、読んでよかったなと思いました。