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根拠(エビデンス)に基づく医療とは、本来「建前」ではないのか ~ 標準治療を超えた「触れ合い」がもたらす医療 ~ 増補改訂版
著者 中島拓郎
病気と向き合って生きると決めた人が読むべき一冊。病気に体を苦しめられると、心も病んでいきます。時として体が弱る以上に心が弱っていくのが人間というものです。治癒する力も湧い...
根拠(エビデンス)に基づく医療とは、本来「建前」ではないのか ~ 標準治療を超えた「触れ合い」がもたらす医療 ~ 増補改訂版
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【オンデマンドブック】根拠(エビデンス)に基づく医療とは、本来「建前」ではないのか ~ 再生医療・新型コロナ感染症の今後への展望 ~
商品説明
病気と向き合って生きると決めた人が読むべき一冊。
病気に体を苦しめられると、心も病んでいきます。時として体が弱る以上に心が弱っていくのが人間というものです。治癒する力も湧いてこない気持ちになるのは、決してあなただけではありません。
本書では、多くの患者が集う団体を主宰し長年病気と向き合ってきた筆者が「健康でなくても人生は幸せである」というこれまでにない価値観を提案します。
『よく「健康が一番大切」と言われますが、これほど残酷な言葉もないと思います。
しかし健康を失うことがただちに幸福も失うことに繋がるわけでは決してありません。
そのような考えに捕らわれると、人生はひたすら生きづらいものになってしまいます。健康は確かに尊いものですが、健康ではないことが必ずしも不幸ではないということを、もっと多くの人々に知ってもらいたいと思います。
健康という尺度自体が非常に曖昧なものであるならば、病気という概念もある意味曖昧なものなのです。健康という概念も「エビデンス」によってつくり出されたものであるとすれば、もっと広義な健康という概念も存在すべきだと私は考えます。』以上、5章『QOL(どう生きるか)からQOD(どう死を迎えるか)へ』 より
エビデンス(根拠・先例)にもとづく標準治療だけでは、病気に対処することはできても心安らかな人生を送ることは難しいと筆者は述べます。
本編では一世を風靡した故・近藤誠医師の医療本『患者よ、がんと闘うな』を独自の切り口で読み解きながら、エビデンス至上主義の現代医療の中で生きるわれわれに新たな「気付き」を示します。
また、AIなどの最先端技術が医療現場を変えていく中で、医師と患者の対面が生む「ひとの温度感」こそが医療の真髄であると語ります。人間力あふれる魅力的な医師と筆者との交流は、心が満たされる医療のすばらしさを私たちに教えてくれます。現代の医療の手が届かない「患者のこころ」に触れる本です。
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素人にも分かり易く現代医療の現実を指摘
2022/06/12 16:08
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投稿者:かず - この投稿者のレビュー一覧を見る
素人にもたいへん分かり易く、現代医療の抱える問題と闇の部分を鋭く分析し問題提起した力作。やや抽象的な処や、もっと柔らかい表現で書き進めれば納得できそうな医療否定について敢えてそうしないのは筆者の立場上の見識からか。素人にも分かり易く書かれている現代医療の分析など、とくにコロナ感染症対応についての指摘は一読の価値あり。