電子書籍
毛色の違う…
2024/03/25 11:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みぽこぽこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
好きな著者の新刊だったので、読みましたが…
夫婦の微妙な日々の感じや、日常の家事というもの、きちんと暮らすとか自分に居心地の良い毎日を作る事について、思ってもいない角度から考えさせられました。
男性ばかりの学校でしたが、女性の…しかもいい歳の…私が通いたい。
なんとなく出来てる気がしてる家事も、たぶんダメダメだと思うし。何だったら、眉毛の描き方とかメイクの仕方とか、そんな最低限の事も自信ないし。
こんな学校に通いながら、日常を見つめ直してみたいなぁ…
紙の本
主に男性
2024/04/08 15:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
男性対象っていうのがいいのかな。
なんだかんだ言っても、やっぱり性差による意識・行動の違いってあるし。
基本的なことはできておくにこしたことはない。
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チリツモで不満が溜まった奥さんから離婚を切り出された仲上幸彦。娘と妻が出ていき、やもめ暮らしを妹に危ぶまれた幸彦は、「山之上家事学校」と言う男性の家事スクールへ通う事になり…
共感しかなかったです。男の人を差別するつもりはないですが、元妻の鈴菜と幸彦の家事に体する感じ方がまるで違う。幸彦は山之上家事学校に通う事で、自分がいかに適当にやっていたか気づいて、家事を楽しむ事を覚えたけれど、鈴菜は楽しむ所ではなかったっての解ります。それでも、家事をやって貰うではなく自分でやれる様になった点は良かったのかもしれないです。
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妻に離婚されて子どもともあまり会えずに生活が荒んだ主人公が妹のすすめで男性のみが通える家事学校で学ぶことに。
いつもの近藤史恵さんの作品とは毛色が違うが、とても読みやすい。
読んでいてこんなに真剣に家事と生活について考えたことなかったなと思った。
たくさんの気付きと後悔があって成長する主人公の姿に自分も励まされ、日々の生活を頑張ろうという気持ちになった。
子どもを働く女性の抱えた家事・育児の役割分担への負担が大きい事についても触れられているし、昔の一般家庭の価値観も出てくるし、老若男女問わず多くの人に刺さる作品ではないだろうか。
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男性向けの家事学校の物語。
こんな学校が実在していたら、夫を入学させたいと思う人は多いのでは?
かなり女性よりの考えではあるけど、こんな風に家事をする男性が増えたら、円満な家庭が増えるだろうなぁ。
授業の内容は料理や洗濯はもちろんのこと、髪の結び方なんてものまであって面白そう。
お料理の豆知識も参考になるものがあったりして、私も通いたい!と思った。
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“家事”を通して家族の在り方や、社会システムの不足、ジェンダー平等に視点を向けたお話。
この本の様に、生活が整って心も整うお話は共感できるし落ち着きます。
身の回りにあるものを大切に扱って、豪華でない楽しみを持つ事、丁寧に生きる事は私にとって大きな価値のある事だと実感します。
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私も家事学校行きたい
もっと家事の裏ワザたくさん
書いてほしいな
週末だけ泊まりがけて通うって
設定が、なんか、リアルじゃない。
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離婚して1年。荒んだ生活を送っていた幸彦は、ある
「学校」を紹介される。そこには様々な事情を抱える
生徒たちが通っていた…。忙しすぎて”生活”が後回しに
なっている、大人たちへの応援歌。
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やや、内容がこんなかな?って思っている通りだったけど、面白く読めました。
うちの夫にも読んで欲しいわ!苦笑
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離婚して一年。荒んだ生活を送っていた幸彦は、ある「学校」を紹介される。そこには様々な事情を抱える生徒たちが通っていた――。
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読んだ後、前向きな気持ちになる連作短編集。
離婚して荒んだ生活を送っていた幸彦は『山之上家事学校』に通い始める。
男性を対象とした生活のための家事学校、という設定が面白いな。
猿渡の「男性差別じゃないのか?」という問いに対する花村校長の回答には納得。
参加する生徒達にはそれぞれ事情があり、物語が進むにつれて徐々に明かされる。
家事を通して己の人生を見つめ直す彼らの姿は、切なくもあり元気も貰える。
作中の“家事の定義”がとても分かりやすい。
各々の家事に対する価値観の違いには、思わずドキッとしてしまう。
家事、疎かにしてたなあと反省した。
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まだ家事は女性のものと思ってる男性が多いのだなぁと思いました。
私は女性ですが、この家事学校に行ってみて、家事を学んで楽しみたくなります。
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面白かったですが、登場人物は全員男性ながら、これはあくまでも「女性目線で」女性が男性にこんなふうに、これくらい家事をやってほしい、家庭に参加してほしい、という小説のような印象です(これ男性が読んでも納得して楽しめるのだろうか)
新聞記者で仕事にかまけて家をおろそかにし、妻と娘に出ていかれたのが主人公
ゴミ屋敷の中で暮らす中で、妹にすすめられて家事学校へ通い、そこに通う人々のいろいろなドラマに触れながら成長していく話(おぼっちゃま育ちの大学生だったり、家事学校ではみんなのリーダー的存在が家ではDV気味だったり、ハラスメントすれすれの発言が多い人が実は義侠心を発揮したり)(小説特有の、よく描かれている人は実は裏の顔があって、悪く描かれている人は実はいい人、という展開多めです)
これは女の書いた女のための小説だな、と思うのは
家事学校で学んだ主人公が成長の家庭を妻に報告し、もう一度やり直したいと言ったときに、少しやったくらいでなに、とばっさりと切り捨てられるところ
某俳優さんもテレビで妻と別れたあとも子育ては一緒にしている、と言っていたしこれが令和の家庭感なのかもしれない
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大阪市中心部から30分、そこから更にバスで30分、長閑な山里に佇む山之上家事学校。
ここは男性を対象とした生活の為の家事学校である。
この学校へ通って来るのは年代がバラバラな訳あり男性達。
主人公の幸彦は妻に離婚を突き付けられた後、荒んだ生活を送っている。
「外で仕事をしている俺がなぜ家事をやる必要がある?」
とんだ勘違い野郎だ。
幸彦のような男性は、この世の中にわんさか存在すると思う。
家事に終わりはなく、生きている限り生活は続いていく。
花村校長の家事に対する思いが素敵だ。
家事を見下す男性諸君に手に取って欲しい一冊。
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山の上にある、家事について学べる学校の話。基本的にイヤな人は出てこないし、するすると読める。
ただ、読む前に「モヤモヤしそうだなー」とは思ったけど、やっぱりモヤモヤした。
自分が家事についてどう思っているかによって、感じ方が変わってくるんだろうなぁ。