紙の本
雑に行きたくなる一冊
2024/03/26 18:43
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投稿者:はるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
沙也加の一歩、ぞうさんの温かさに心温まりました。
沙也加の旦那さんにん!?となったけど、沙也加の決断にぞうさんとともに見守ります。
雑に通いたくなる一冊です。
紙の本
ワンオペは無理
2024/04/26 15:03
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
定食屋でワンオペは無理だよね。
うーん、特に行きたい・食べたいと思うような定食屋さんではないなあ。
さやかさんの旦那さんの気持ちも分かる。
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さら〜っと読了。
定食屋の店主みさえとアルバイトの沙也加が最初は警戒していたのが段々と信頼して励まし合っていく。雑の甘辛い味付け、絶対に好きな味だわ。コロッケが美味しそう。本当に手間がかかる割にカースト低めなんだよね、コロッケって。
やっぱり、コロナ禍を書きたくなるんだね。飲食店が1番影響を受けてたよな〜と思い出しながら。
もう、あんな経験したくない。
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相変わらず美味しそうに描写される食べ物たち。特にスパゲッティサラダが食べたくなった。
みんなそれぞれ悩みや嫌なことはあってきれいに解決するわけではないけど、それと同時に笑えることや希望もある。少しでも長く「雑」が続いてくれればいいなと希望が見えるラストだった。
それにしても、甘い味付けは結局どうなったのか、気になる!
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ある日突然夫に離婚を切り出された沙也加と、その夫が通っていた定食屋の主人ぞうさん。
2人が出会うことで、それぞれに影響しあい、少しずつ人生や気持ちが変わっていく様がとても良かった。
1話1話は長くなく、読みやすい。
ぞうさんと沙也加の関係性が好きだし、ずっと読んでいたかった。
それぞれの人物がとても丁寧に描かれていて、いつのまにか感情移入して泣いてしまった。
1人でじっくり読むのにおすすめ。
やさしく、でもそっと背中を押してくれるような作品でした。
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真面目でしっかり者の沙也加。丁寧な暮らしと
健康的な手料理で夫を支えていたが、突然、夫から
離婚を切り出された。理由を隠す夫の浮気を疑い、
頻繁に夫が立ち寄る定食屋「雑」を偵察することに…。
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『喫茶おじさん』を読んだ後、原田ひ香さんの新作を必ず読むか、興味を引いたものだけにするか、のわかれ目にたどり着いた。本作の感想でどちらの道に進むかを決めるとしよう
#定食屋「雑」
#原田ひ香
24/3/21出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/3IPa8Yl
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から揚げ、ハムカツ、コロッケ・・
美味しいものが食べたくなる1冊!
定食屋「雑」という名前はどこから来てるんだろう、と思いながら読んで言って、「ああ、なるほどね」となる部分が思わずニッコリしちゃいますね。
店主とバイトの方のやり取りが微笑ましくて、お互いに思い遣りのある方なんだなと思いました。やっぱり原田ひ香先生の描く登場人物は心の暖かい持ち主ばかり。
定食屋「雑」ではないけれど、近所の定食屋に行きたいなと思ってしまう本でした!ああコロッケ食べたい〜〜〜
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前に読んだやつも
いただきものだった
今回も気づいたら家にあったので
冊数稼ぎで読んでみた
うまそうがすぎるのよ
そんでそれだけじゃないのなー
前に読んだやつより
ずっとよかった
食べ物が絡んでなくても
いい話なのでは?と思ったけど
きっかけには必要で
この作家さんの魅力もそこなんだろうし
うまそうだし
人様にもらえなかったら
たぶん、読むことはないんだけど
腹ペコたちにはオススメしたい
いや
腹ペコで読んだら辛いから
飯くってから読んだほうがいい
星は3つ
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二人は結局分かりあえなかった。それはどちらが悪いという事ではなくお互いに譲られない部分があった。しかしぞうさんと主人公の調味料のやりとりではお互いに歩みよる事ができた。
淡々とした中身ながらも面白くほっとしたという感想だった。
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原田ひかおり、好調だ。矢継ぎ早に違う設定の物語をよくだせる。ただ、ほっこりさせるのはいいが、今回の主人公の一人、おばあさんの方は今ひとつなぞ。なぜ姓が同じなのか、よく分からない。結局結婚したってことなのか。説明不足。
料理もそれで読ませるほどは美味そうではない。
それにしてもコロナの飲食店への影響は大変だったよね
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完全にカバーイラストのコロッケに惹かれて。
昔ながらの食堂の女店主みさえの下でバイトをすることになった沙也加。
70代と30代の女性。性格も嗜好も真逆のような二人だけれど、お互いに程よい距離を保ちながら関係を築き、同志になっていく。
彼女たちの生き方や決断に、読んでいるこちらが励まされる。
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Amazonの紹介より
真面目でしっかり者の沙也加は、丁寧な暮らしで生活を彩り、健康的な手料理で夫を支えていたある日、突然夫から離婚を切り出される。理由を隠す夫の浮気を疑い、頻繁に夫が立ち寄る定食屋「雑」を偵察することに。大雑把で濃い味付けの料理を出すその店には、愛想のない接客で一人店を切り盛りする老女〝ぞうさん〟がいた。沙也加はひょんなことから、この定食屋「雑」でアルバイトをすることになり——。
個性も年齢も立場も違う女たちが、それぞれの明日を切り開く勇気に胸を打たれる。ベストセラー作家が贈る心温まる定食屋物語。
定食屋「雑」(ざつ)という名前にインパクトがあったのですが、読み進むにつれて、意外な真相が。クスッとしてしまいました。店主も、ちょっと大雑把なところもあり、アルバイトとどう絡んでいくのか。こちらとしてはヒヤヒヤしながら読んでいました。
原田さんといえば、美味しそうな料理の描写が印象的なのですが、今回は美味しそうな料理もさることながら、主要の登場人物が抱える複雑な心境も描かれていて、なかなかの深みのある作品だなと思いました。
初めはアルバイトの女性が主人公で、そのままの視点で展開するのかと思ったのですが、章が変わるごとに登場人物の視点が変わります。店主や馴染みの客目線で展開することで、その人自身の歴史や思いなどが垣間見れて、物語に奥行きが出ていました。
それにしても、夫の身勝手さに何とも我が儘だなと思ってしまいました。何か裏があるんじゃないかと深堀りしても、やっぱり身勝手さが窺えました。
さらに夫の行きつけだった店にアルバイトとして入り込むことも意表をつかれたのですが、次第に溶け込んでいく店の雰囲気も相まって、心地よい気持ちにもなれました。
料理の描写では、一手間加えた素朴な料理の数々で、思わず食べたくなってしまいました。
料理を紹介することで、ホッとした気持ちになった一方で、それぞれの登場人物が抱える事情は、一筋縄ではいかないビターなものばかりです。その人視点で、背景がわかってくるのですが、そういった経緯があったんだなといった驚きもあって、料理とは違った楽しみ方がありました。
さらにコロナ禍の状況も描かれているので、定食屋としての未来や登場人物達の進路にも気になるばかりでした。辛い状況だけれども、明るく振る舞おうとする雰囲気が、心を穏やかにさせてくれました。形態がどんなに変わろうとも、いつまでも続いて欲しいです。
原田さんの作品の中では、珍しいなという印象でした。意外と登場人物の背景が現実的で、深掘りしているので、意外と骨太な作品だったなという印象でした。
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さやかの運命の出会いは、元旦那じゃなくてぞうさんだったんだなー
ぞうさんにとっても、さやかとの出会いは大きかったんだな。
ぞうさんに出会って、一緒に働くうちにどんどんいろんな事を受け入れて変わっていくさやか。
器の大きい素敵な人になっていく分、なんだか旦那はちょっとね…ちょっと…だわ。
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原田ひ香さんの本は、日常口にする食べ物がおいしいだけでなく、生きる活力になる感じが好きです。本作も読み始めたら、一気に読んでしまいました。主人公は離婚話を切り出された女性で、定食屋にひょんなことから副業バイトで働き始め、いろいろな人との出会いでしぼんでいた花が生き生きしてくる様子が小気味良かったです。