紙の本
勝手にどうぞ
2024/04/22 11:20
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
家族の間の問題なら、本当に家族の間だけで解決すればいいのに。
関係ない人を巻き込んで問題を起こそうっていうのはおかしい。
無謀な運転のせいで事故起こしてたりしたら?
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浅倉秋成さんなので、ミステリーかと思って読んでいたら、家族小説らしいと途中でわかりましたが、何を言いたいのか私にはよくわかりませんでした。
「作家の読書道」でちょうどこの作品が解説されていてわかりやすいと思いますので引用させていただきます。
ネタバレはないと思いますので、このストーリーを読まれて面白そうと思われる方はどうぞ。
手抜きレビューですいません。
「作家の読書道」より
家族の解体が決まり家族がばらばらになる予定の喜佐家で倉庫から仏像が見つかる。
どうやら厄介者の父が青森県の神社から盗んだご神体らしいと気づいた一家は山梨県から青森県まで車でご神体を返しにいこうとする。
解散寸前の家族が一致団結してトラブルを乗り切る話かと思いきや意外なことが起こります。
物語は車で仏像を返しに行く「くるま」のパートと、実家に残った姉たちが意外なものを見つける「いえ」のパートが交互に進行していきます。
ここに仕掛けがあるんですよね。
物語の中で明確に真相は明かされます。
読み終えたあとも仕掛けに気づいていない人もいるようですが。
でもまさに、これがどういう物語なのか気づかせてくれる仕掛けです。
痺れました。
※私はたぶんこの仕掛けというのに気づけなかったのだろうと思います。
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2024年 26冊目
家族をテーマにした一冊。序盤は物語がどう進んでいくかのワクワク感があり、テンポも良かったが、最後はちょっと物足りなかったかなという印象。
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あなたは何人家族?
家族って何?
どうして浮気をしてはいけないの?
山梨にあるボロボロの住居
かろうじて家族の体裁を保っていた喜佐家
子ども達の結婚を機に、家族は外身も中身も解体・解散する手筈だった。
1月1日に集まった面々が倉庫で見つけたのは、青森にある神社のご神体。数日前の引越見積の時にはなかったこの大きな代物、誰がー?
誰もが前科持ちの父による仕業だと決めつけ、憤り、「日付が変わる前に返却されればお咎めなし」という宮司の言葉を信じて…山梨から青森まで陸路で運ぶことになった周・惣太郎・母・あすな婚約者の賢人。あすなと惣太郎妻の珠理は不在の父を見つけ出して合流する流れに。
しかし道中で周は気づく。かつて倉庫で浮気の現場を家族全員に発見された父は、その後に取り付けられた南京錠の番号を知らない。倉庫を開ける手段がないのにご神体を搬入するのは不可能だ。
ご神体騒動が全体の2/3ページで収束し、この後は何がと思っていたら家族の定義の話に。ちょっとしたミステリー要素もありながら、描きたかったのはここかぁと最後まで一気読みしてしまった。
勿体ない、2日で読んでしまった!でも面白かった!
落ち着いてもう一度読もう。
勢いのまま読んでいても、ちょっとずつ散りばめられた違和感に気づけたり気づけなかったり。浅倉作品やっぱり面白いな。
どなたかあの家の間取り図作ってくださいw
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さすが浅倉さん、
めちゃくちゃおもしろくて一気読みでした。
家族それぞれの思考が、行動が、
‥‥なんかおかしいぞ!
次々と発覚するトラブルや家族のヒミツ。
この展開、ほんとに!?
ありえなくて時おり笑いがこみあげる。
家族って、お互い知らないことばっかり。
家族の理想の形ってどんなだろう。
喜佐家最大のヒミツを知って読み返してみれば、そこここに滲み出ていた本当の気持ちに、胸がいっぱいになりました。
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なんともいえない違和感があり、どこが伏線になるかわからないので、注意深く楽しく読めた。2回目読み返すと仕掛けに気づくので、再読をお勧めする。
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『家族とは何か』を考えさせられるミステリーでした。
どうなるんだ、どうなるんだ、とハラハラドキドキで読み切りました。
家族とは…人によって価値観も違うし、今と昔とでも違うし考えると難しい問題だと思います。
私自身、結婚するまでは複雑な家庭環境でとても悩んだ経験あります。
何よりできるだけ無理せず、思いを打ち明けられるような家庭や、思いやりが大切だと思いますね。
最後の○×どっちを選んだのかすごい気になる!!
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なんだかスッキリしないなあ
結局何が言いたかったんだろう
この本の中に最近流行りの多様性が詰まりに詰まっていて、ちょっと押し付け感がしんどいなあ
スッキリ鮮やかに騙されたかったんだけど、なんか違った
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んー。浅倉さん大好きで新作楽しみにしてたけど
総評的には微妙かな…。
展開はドキドキしたし、盗品事件解決で終わらず
ラストの展開に行ったところはよかったけど
なんだか好きじゃない締め方だったなー。
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「6人の嘘つきな大学生」が面白かったので作者さん買い。
いまひとつ前作よりはまれなかったのは、前作は「就活生が内定を得るために、他の候補者の暗い過去を暴く(堕胎、いじめなど)」というある程度動機にも納得できる展開であったのに対して、今作は「父が盗んできたかもしれない仏像を山梨から青森まで返しに行く」という、なんというかシチュエーションと出てくる家族像が突拍子もなくてあまり感情移入できなかった。終始展開に「?」が浮かびながら読んでいく感じ。
・家族の絆を取り戻すために、神社の職員に個人情報を伝えて、仏像が欲しいと願ってしまった
・その青森の神社の職員が引っ越し業者に扮して仏像を家に届けに来た
とか、なんというか発想が突拍子もなくて、そんなことあるー?と思いながらどこか冷めて読んでしまう感じ
前作を読んでいた人なら、怪しい人には気づけたはず。前作も爽やかな男性がただ爽やかな好青年では終わってくれなかったですからね。
前作を踏まえて裏切ってくれるかな、と思ったらあんまりそんなことはなかった。
なんでもかんでも、「この家は父親がクズだから仕方ない」で片付けていいのか、と家族感を問うメッセージ性は良かったのだけれど、そのためにストーリーの展開が無理矢理すぎた、というような印象です。
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これは……ミステリなの?人間ドラマなの?
はたまたロードムービー的成長譚なの?
読んでる最中どうしても決めたがってる自分に
気づいてハッとさせられましたね。
終盤、これまでの浅倉さん作品を考えると、
伏線回収に物足りなさを感じるかもしれないな…
と思ったのも束の間。
最後の「いえ」を読んで、
直前の「この物語の中に、しっかりと、存在していた」で
あ……………………………
気づいてしまってから鳥肌ものでした。
もう一度読まねばならない使命感。
評価が低い方、このトリック気づいていないのでは………?
めちゃくちゃ作り込まれた一冊ですよ。
浅倉秋成さん、読めば読むほど好きになる。
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大好きな作家さんの作品です。 今年に入ってから浅倉秋成先生の作品を読んで読書習慣ができた僕にとっては本作の発売日の3/26の今日ほど待ち望んでいた日はありません。
読書が好きな人はこのように好きな作家さんの新刊を待ち望んでいたんだろうと楽しみな毎日でした。
異端な父を持つ家族が父に翻弄される1日。 たくさんの仕掛け、伏線、どんでん返しがあって読むことを止められませんでした。
物語の肝となる事件の犯人が家族の中にいる。登場人物の誰もがそう思っていたけれど、そんな簡単なストーリーで済まさない。 やはり僕は浅倉先生の作品が大好きだ。 先生の扱う日本語がいちいち心地よい。捨てる物が無い。 そして先を想像しながら読んでいる僕を全て裏切ってくれる。
とても面白い作品でした。 家族を題材にしているお話なので自身の家族も仲が良いわけではない事を考えると、こういう事件があれば皆んな協力し合うんだろうな、なんて考えると盆と暮れくらいは実家に帰ってもいいかなと思いました。
素敵な作品をありがとうございます。
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評価が低くてごめんなさい。
今までの作品が面白かったので期待していたせいもあるかも。
盗難品の御神体を返却に向かうドライブや犯人探しなど、全てが茶番に見えてしまった。
次はまた「六人の…」みたいなワクワクする小説を読みたいなぁ。
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「六人の嘘つきな大学生」や「俺ではない炎上」が好きで、新刊楽しみにしていました。
正直今作よりも、前作の方が好みでした。
他の方の感想を読んで、最後の方で、「父の一人称は『父さん』だった。」という箇所があり、さらに父は家、周は車の絵を描いたというエピソードで、「くるま」の章は周視点、「いえ」の章は実は父視点だったのか!?と思った。
ただ、周の考えに途中から共感できなくて、なんでそれで婚約者と実家に住むことにするんだろう?と思ってしまった。そして一度一緒に住むと決めたのに、また解散することにするのも、あんまりついて行けなかった…。
ラストの結婚式二次会のクイズは、「家族解散まで5メートル」という章だから、きっと周と婚約者も家族解散になってしまうんだろうか…。
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めちゃくちゃ面白かったわけでは無いが
家族のかたちも色々だわなって。
家族解散したっていいよなって。
あなたの家族は何人?