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日本新宗教最後のカリスマ 池田大作の功と罪 新着
著者 島田裕巳
昨年11月に逝去した第3代創価学会会長・池田大作。若い頃は目立たなかった青年が、なぜこのようなカリスマ性を持つようになったのか? また、300万世帯足らずの学会員数を82...
日本新宗教最後のカリスマ 池田大作の功と罪
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日本新宗教最後のカリスマ池田大作の功と罪
商品説明
昨年11月に逝去した第3代創価学会会長・池田大作。若い頃は目立たなかった青年が、なぜこのようなカリスマ性を持つようになったのか? また、300万世帯足らずの学会員数を827万世帯にまで伸ばしたその方法はいかなるものだったのか。さらに歴代首相を超える中国との太いパイプを持つことができた理由とは? その他、池田大作のカネや女性問題、懸案の後継者問題などにも触れていく書き下ろしです。
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紙の本
昭和27年版御書全集は「大石寺版」と「創価学会版」の「二つ」があった?
2024/03/16 22:51
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投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
書かれている事柄は他の本にも出てくるような内容で同著者の他の本と重複するのは仕方がないのかもしれない。
小樽問答で「日蓮宗身延派」と日蓮正宗や創価学会が使うような用語が出て来る。「日蓮宗」という表現を日蓮門下に当てはめているようだが今の宗教法人日蓮宗は昭和16年に成立しているが日蓮正宗は関係ないし富士門流でも要法寺のように日蓮宗から離脱した古刹もある。「この警告は、蒙古襲来という形で的中するが、かえって的中させたことで、日蓮の存在は危険視され、晩年は身延山に幽閉された」なんて初耳だ。現実には文永・弘安の役で日本は滅びなかったので興正菩薩叡尊とあれほど「鎌倉幕府に癒着した売僧」と非難してきた忍性菩薩の師弟の調伏の力の方が上になってしまう。「自らの信仰に忠実であろうとした」日蓮門下なら富士門流とは関係ない不受不施派があるではないか。
日蓮正宗を寺の寄進ばかり求める輩と創価学会が宗門批判に使うような言い回しを使うが以前は「日蓮正宗創価学会」という言い方をしていなかったのか?昭和52年路線の一時的な破綻で創価学会は打撃を受けたからこそ「名誉会長」になってからの反撃があるのではないのか?
何故創価学会が巨大過ぎる講であっても在家の組織なのに日蓮正宗を自らの下部組織に組み込むような昭和52年路線を始めたのは妙信講対策で法主が教義裁量権を持っている事で自らの権威回復を利用した66世日達法主に煮湯を飲まさせたのがきっかけだと読んだ事があるが案外そんなところかもしれない。
昭和27年版の「旧版には「創価学会版」と「大石寺版」の二つがあった。どちらも編集は大石寺の第59世法主だった堀日亨である」という個所には首を傾げてしまった。昭和27年版は平成の大石寺対創価学会の喧嘩別れで「日蓮正宗大石寺版」と背文字に入っていたのを「創価学会版」にしただけで同じ本なのに。まだ「旧版には御書全集と編年体御書の二つがあった」ならともかく。平成新編日蓮大聖人御書の刊行年度を「2018年」になっているが「平成6(1994)年」の間違い。