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恋人以上のことを、彼女じゃない君と。 終 新着
著者 持崎湯葉(著) , どうしま(イラスト)
大人のモラトリアム“最終巻”。「ごめんーーちょっと、考えさせて」二度目の告白をした、あの日からしばらく。冬は未だに糸と連絡が取れておらず、落ち着きのない日々を過ごしていた...
恋人以上のことを、彼女じゃない君と。 終
恋人以上のことを、彼女じゃない君と。 終 (ガガガ文庫)
商品説明
大人のモラトリアム“最終巻”。
「ごめんーーちょっと、考えさせて」二度目の告白をした、あの日からしばらく。冬は未だに糸と連絡が取れておらず、落ち着きのない日々を過ごしていた。
通知が来るたびに、もしかしてと思ってスマホを見ては、落ち込む。そんな不毛を繰り返していると、突然糸からメッセージが届いた。『このたび私、皆瀬糸主宰リアル謎解きゲーム「糸ちゃんの挑戦状」を開催いたします。』謎を解いていくうちに、明かされる糸の真意。そして冬は、今まで見つめてこなかった、本当の“皆瀬糸”と向き合うことになるーー。社会から逃げ続けた二人の物語、ここに完結。
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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読後感
2024/05/21 14:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:素直に感じただけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
糸のダークな感情を丁寧に描き、ゲームの意味を深めた。
闇堕ちした女の子の感情に振り回された普通の男の子。
モラトリアムでの葛藤からリアルのハッピーエンドと言えるのかもしれないけど、冬が糸に対して向き合う感情が
3巻までで描かれていた筈ですが、最終巻での糸の思いの重さと釣り合わず、普通の考えの浅い男の子がめんどくさい女の子に引っかかった感じが読後感として残ってしまった。
冬にも重いモラトリアムに向かうドス黒いほどの感情があり
2人なりの光に向かうのであれば、バランスが良かったのでは?と思いました。
あくまでも、たった1人の感想です。
感動したり、感銘を受ける読者がたくさんいると思います。
ひねくれた感想かも知れませんが、軽いちょっと変わった恋愛話より、しっかりとした構成のお話だと思います。