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月草糖 花暦 居酒屋ぜんや 新着
著者 坂井希久子
ぜんやに転がり転がりこんできたお転婆姫――只次郎の姪のお栄は大奥に仕えていたのだが、将軍からお手付きとなるのを嫌い、暇を貰って只次郎の許へと逃げていた。家に戻ってもどこぞ...
月草糖 花暦 居酒屋ぜんや
月草糖 (ハルキ文庫 時代小説文庫 花暦居酒屋ぜんや)
商品説明
ぜんやに転がり転がりこんできたお転婆姫――只次郎の姪のお栄は大奥に仕えていたのだが、将軍からお手付きとなるのを嫌い、暇を貰って只次郎の許へと逃げていた。家に戻ってもどこぞの武家に嫁がされるに決まっている、と町人になって己の才覚で生きていくことを望むが……。熊吉は熊吉で世話焼きの血が祟り、お花はそれにもやきもき。ままならぬ江戸の世を、若者たちがもがきます。独活の穂先と人参のかき揚げ、桃の節句の手鞠寿司、楊梅の金玉羹、露草で青く染めた砂糖。料理が気持ちを彩る、傑作時代小説第六弾!
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