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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.1

評価内訳

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2 件中 1 件~ 2 件を表示

知られていないドイツの現状

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:河原浮 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この本は大変興味深い事実を取材した、現代ジャーナリズムの佳作である。

 戦争責任の問題が論じられるたびに、日本と引き比べられるドイツ。その戦後補償のあり方は、加害国のお手本とも考えられ、十分な謝罪と補償を行ってきたとのイメージが、日本では定着してきている。
だが、それは本当に正しいのだろうか? ドイツの戦後責任の取り方に、問題は存在しないのか? そのような視点から、現在のドイツにおける戦争責任をめぐる言論や、様々な事件・社会問題を徹底的に取材したのがこの本である。

 例えば、1995年にドイツ各地で開催された「国防軍の犯罪」展は、ナチスばかりでなく、正規軍である国防軍もまた残虐な行為を行っていた事実を明らかにした。
 それまで、戦後ドイツでは、ナチスの戦争犯罪は弾劾されたが、それ以外の正規の国防軍や、一般国民の戦争犯罪については、十分に追及されることなく免罪されていた面があるのだ。
 日本では、知られていないドイツの現状が、いくつも紹介され、知的刺激を与えられる。

 注意しなければならないのは、この本が明らかにするドイツの混沌とした状況を目にして、「やはり戦争責任の問題は難しい。ドイツでも十分に責任がとられていないのだから、日本でも責任が曖昧になってしまっても仕方が無いのだ」というような相対主義的な結論に陥ってしまってはならないということだ。
 それは、著者自身の本意でもない。著者は、その点を本のなかではっきり述べている。ドイツの戦争責任をめぐる議論を深く知ることによって、日本の現状を少しでもきちんとした方向に動かしてゆくこと、責任を曖昧にすることなく日本人として主体的に過去の歴史と向き合ってゆくこと、それが著者がこの本を著した意図であり、そして読者である私たちの責務であろう。 

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調べてみたら、結構いい加減。

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:FA - この投稿者のレビュー一覧を見る

よくマスコミやリベラル、韓国などはドイツを見習えというが、調べてみたら、結構いい加減。結局は、ヒトラーとナチスをスケープゴートにして普通のドイツ国民の罪と責任をおっかぶせただけだった。さらに戦後賠償についてもほとんどなかった。
そもそも、賠償する相手が個人ではっきり明確なドイツと国家相手で不明確な日本国では、他者が受ける印象も異なるのであろう。はっきり言って、日本国のほうがよくやっている印象である。
別の国家にしようとしたドイツと国体護持をやり遂げた日本国では比較にならん。
よく、戦争責任を含めた総括が出来ていないと宣う御仁がおられるが、その「総括」という言葉自体が左翼用語で血塗られた歴史を感じて気味が悪い。そして、使っている御仁の背景や立ち位置を示していて敬遠してしまう。今の日本人はそんな人、多いと思いますよ。

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