亜愛一郎シリーズ みんなのレビュー
- 泡坂妻夫 (著)
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紙の本亜愛一郎の狼狽
2013/05/20 22:14
亜愛一郎の狼狽
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ホームズ - この投稿者のレビュー一覧を見る
『曲がった部屋』『掌上の黄金仮面』『ボロボの神』『黒い霧』など面白い短編が多かったとは思いますが何故か泡坂妻夫とはあわないのか微妙に読みにくい気がしてしまった。亜愛一郎のキャラクターは面白くって良かったですが(笑)巻き込まれて事件を解決するスタイルってのは好きですね(笑)自己紹介も「亜硫酸」って(笑)「希硫酸」だったり(笑)もっとシリーズ読めば慣れてくるんでしょうね(笑)他のも読んでみよう(笑)
紙の本亜愛一郎の狼狽
2001/01/24 02:23
探偵、亜愛一郎のキャラがち!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あきら - この投稿者のレビュー一覧を見る
探偵、亜愛一郎のキャラがち!
整った顔立ちにすらりとした長身の二枚目。職業は雲や虫の撮影を得意とするカメラマン。代表作は『雲の瀑』。でもよーく観察すると…運動神経ゼロでどこか抜けてる臆病者。「亜」が苗字で「愛一郎」が名前という奇妙さに加え、自己紹介で「亜硫酸の亜です」とのたまう。彼の行くところなぜか怪事件が勃発、慌てふためきあたふたするも、ひとたび白目をむくや否や、知力体力ぐぐんとアップ、めくるめく推理で事件を解決してしまう。いまいち頼りなくてこんなので生活していけるのかあ…?と要らぬ心配もしてしまうけど、彼には何やら隠された秘密があるらしい。
前半はコメディータッチだが白目をむいた後の推理はなかなかユニークで、人のちょっとした仕草や考え方から犯人を割り出してしまう。そうなると前半のどたばた劇の伏線が生きてくる…という寸法。
短編シリーズもので、ツボを突いてる。小粒でぴりりに完璧中毒。読みきりなのに細かいところでつながっているから、脇役や小道具に妙にマニアックになってみたり。読んで行くうちに完璧に作者の術中にはまってしまった。
『11枚のとらんぷ』『乱れからくり』などの名作を数々と生み出す作者泡坂妻夫のデビュー作「DL2号機事件」が冒頭を飾っている。
ちなみに亜愛一郎の風体、作者のイメージではアラン・ドロンだそう…
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