強火をやめると、誰でも料理がうまくなる! みんなのレビュー
- 水島弘史 (著)
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2015/09/30 23:37
基本的な筆力が追いついていない本
10人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:HAKO - この投稿者のレビュー一覧を見る
料理を美味しく作るロジックが書かれていることを期待して読んだ。
強火は常用には高温すぎるとし
炒めものはもちろん、揚げ物にすら予熱が不要、と説く。
加えて適切な加熱量の測り方とか
料理における塩分の基準量とか
かなり斬新な提案がなされている。
ただ、読みやすくなるように見開き1Pでまとまった文章になっているが、重複する記述が多い。
あと、科学っぽいことがやりたいのはわかるけど、できてない……
文中で「〇〇してはいけないのは△△だからだ!」としきりに断言するのだけれど、「なぜ△△になるのか」に関しては説明がないまま。
幾つものトライアンドエラーの末に、公式を作ったはずなので、その過程をもう少し書いてくれれば、もっと説得力が増したはず。
なぜそうなるのか、は不明なままでも、せめて「こういう実験をした結果、〇〇してはいけないことがわかった」くらいのことは書いて欲しかった。
書かれた知見自体に不満はない。
が、買うなら実質的に改訂版である「野菜炒めは弱火で作りなさい」の方がおすすめ。
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