乱☆恋 みんなのレビュー
- 著者:舞阪洸, イラスト:得能正太郎
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2012/03/30 04:05
面白さは相変わらずだが大所帯で収拾がつかなくなり始めている?
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
三つ子の姫様に「割り込み」姫達……三つ子と言っても婚約者は1人だけだが、遅れをとってはならぬと行動を起こす姫達の闖入によって婚約者の登場が総勢8人となった。こういう登場の仕方が今後もあるなら本シリーズの展開はこれから急ピッチとなっていく可能性も考えられる。つまり、そうした性急さが少し感じられる第4巻だったと言ってもよかろう。姫達を登場させることに目移りしてストーリー展開が若干疎かになってしまったようなグダグダ感もある。まぁ、元よりこうしたグダグダ感をも楽しむのが舞阪作品ではあるのだが、今回は少しばかり収拾もついていなかったと言わざるを得ない。引っ張りに引っ張った割に結末(オチ)が弱かった。
あと、掛け合い漫才のごときやり取りは相変わらず面白いのだが、こうもメンバーが多くてはボケにボケで返し、さらにもう1つボケてからようやくリカルドがツッコむような冗長さも否めず。ついてこない姫もいるのだから、今後は帯同メンバーを少し整理する必要もあるのでは?と思えてくる。とりわけ今回はセフィア&ユーリの「ダブル嫉妬」が多過ぎて少々鼻につく場面もあったので、次の旅では思い切ったメンバー交代、例えば、これまでの姫達を総取っ替えし、本巻に出てきた姫達だけで一度旅してみるのも面白いんじゃないかな~と思わないでもなく。
次巻への引きというか、次の旅を示唆する一文が今回は無かったので、今後の展開には何かしら変化があるのかもしれない。
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