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その指だけが知っている みんなのレビュー

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みんなのレビュー14件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (10件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本そして指輪は告白する

2007/07/05 18:58

兄が非常にウザいです。

11人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hamushi - この投稿者のレビュー一覧を見る

このシリーズは好きなので、漫画化されたものも含めてずっと読んできているのですが……ここへきて、さすがに「身内による妨害工作」が非常にウザく感じられるようになってきました。
 BL作品に限らず、恋愛のお話では、当事者の身内がやたらと幅をきかせて引っかき回す力をもっていたりすると、興ざめすることが多いです。恋する気持というのは主体的なものであるはずなのに、その主体性、主権を妨害する身内があまりに強大であると、恋愛自体の存在感が薄れていってしまうからです。
 この作品の裕壱の兄・祥平は、自分の弟が、男の渉と恋愛することで将来的に不幸になるのを避けるため、実にマメに姑息な心理攻撃をかけて、なんとか別れさせようとしています。三巻ぐらいまでは、まだ「恋愛に障害はつきもの」というレベルで済んでいたようですが、この巻での祥平のやり口は、自分が少なからず関係していた他人の心の傷を、裕壱や渉を陥れるためのトラップ代わりに利用して、しかも自分だけは絶対に悪者にはならないように、かつ矢面にも立たないように、巧妙に立ち位置を計算しながら事を運ぼうとしています。
 まあ、「ずるい大人」の典型のようなやり口ですが、まだ若い裕壱や渉は、いちいちその罠にかかって、穏やかに関係をはぐくむための貴重な時間を浪費させられた上、不必要に他人の傷をえぐる加害者の役割まであてがわれてしまっています。
 にもかかわらず、祥平が、最愛の弟の幸福のためにノーマルでない恋愛に走ろうとする二人を試すという、「善意の」スタンスである限り、誰も祥平を憎悪したり、直接的に反撃したりすることができないのです。なぜならみんな、頭のいい、よい子だからです。
 こうして祥平は、巧妙に保身をはかりつつ、裕壱と渉に関係する全ての人間を手玉に取って弄び、ずうずうしくも自分が主役になって楽しんでいるかのようにも見えます。こういう大人、ほんっとに、ムカツキます。神奈木 智作品には、ときどきこういう人物が出てきますが、今回はほんとに最悪です。祥平は、絶対にどこかで煮え湯をたっぷり飲まされて、死ぬほどほえ面かかされるべきです。私は完全にムカついているので、祥平が最愛の妻に見限られて離縁され、娘にも完全に見捨てられた挙げ句、自分も男に走った上で失恋するところまで行っても可、と思います。彼はすでにそれぐらいのことはしています。たとえ相手が子供であっても、真剣に人生を築こうとしている相手を転がして「試す」ようなまねをする権利はありません。まして自分だけのうのうと安全地帯にいながらそういうことをするのは、完璧な反則でしょう。いっぺん毒の沼地に沈め、と言ってやりたいです。というか、沈めたいです。

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紙の本その指だけが知っている

2002/04/25 03:38

あまのじゃく

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:イルカ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 渉の学校では指輪が大流行。特に恋人用のペアリングは一番のステイタス。ところが偶然にも渉の愛用の指輪が学園一の有名人、架月裕壱と同じだったことから次第に周りが騒がしくなってくる。しかも裕壱は噂のように好青年なのかと思いきや何故か渉には冷たい。

 渉の一人称で話は進んでいく。なんとなく展開が読めてしまうが、それでも面白いと思った。もし機会があるならば裕壱視点の話が読んでみたい。

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紙の本その指だけが知っている

2002/06/05 10:43

指輪の真相

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雪屋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

恋人と左の薬指にお揃いの指輪をするのがが流行の校内で、渉とお揃いの指輪をしていたのが、なんと学園一の優等生、架月裕壱だった。
男の子が指輪ひとつでこんなにも必死になっている作品というのは、なかなか無いでしょう。
渉も裕壱も、なんだか乙女チックで可愛らしいです。
小田切ほたるさんのイラストもとてもマッチしています!

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