月と貴女に花束を みんなのレビュー
- 著者:志村 一矢, イラスト:椎名 優
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2002/06/23 19:16
もう直ぐ終わり
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投稿者:YOYO - この投稿者のレビュー一覧を見る
-あらすじ-
『院』の長・桜の手に掛かり、冬馬の父・相馬は倒れた。あまりにも圧倒的な力を奮う桜に対し、最強の人狼「ラグナウルフ」である冬馬も、龍人族と悪魔族の力を併せ持つ桂も苦戦を強いられ、二人は心ならずも共闘する事となる。一方相馬の心臓をもとに作られた宝珠「最後の月」によって、秘めた力のすべてを解放した響は、さらに桂から奪った「種」を取り込み、暗黒の龍と化した。自らの運命を呪い、憎しみのままに渋谷の街を壊滅させ人々を虐殺する響を止めるため、静馬は単身立ち向かう。
『月と貴女に花束を』シリーズ第5弾。
-評-
この巻では、何かと因縁のあるこの2人、静馬VS響がメインになります。そして、久遠の月に体を蝕まれている冬馬のほうにも動きがあります。
にしても、何でこんな対立せにゃならんのでしょうかねえ。
ちょっと不思議。盛り上げるためかなあ?
2002/04/06 15:09
シリーズ完結。ときめき★
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投稿者:縞子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
第5回電撃ゲーム小説大賞で選考委員特別賞を受賞したこのシリーズがついに完結! ボーイ・ミーツ・ガールから始まった冒険活劇だけれど、気軽に読めるシリーズでした。けれど、どこかしらにトキメキが隠されているキュートな物語でした。
冬馬の大事な人々が次々と倒され、「古き月の力」を振るって桜に立ち向かう冬馬本人にも、最期の時が訪れようとしていた。深雪の必死な癒しの術も、限界を超えた冬馬の肉体を癒すことは叶わない……。
ああっ、もう! どうなるの?! わかってるけど読ませる。椎名雄のイラストも美しい!
紙の本月と貴女に花束を 1
2002/01/17 23:26
手堅い
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投稿者:十二番目の男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルがまず格好いい。『月と貴女に花束を』。ダニエル・キースの『アルジャーノンに花束を』のパロディであろうと思われるが、そうだとしてもなかなか語感が良くて、好感が持てる。
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主人公、月森冬馬は変身できない狼男である。人狼族であることをのぞけば至って平凡な大学生だ。
そんな冬馬がある朝目覚めると、家に見知らぬ美少女・深雪がいて、彼の妻だと名乗った。
戸惑いながらも深雪に惹かれていく冬馬。だが妖術士・御堂巽の出現と共に、二人は否応なく戦いの渦に飲み込まれていく。
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大はずれしないストーリーは、冷めた視線では「堅実」という印象を受けるが、物語に没頭していると「感動」を味わうことができる。少々、単語の力だけで表現効果を狙っているような傾向が見られるが、それを気にしなければ文章もいい。
この小説は、なるべく純粋な気分で見るのがいいような、そんな気がする。
こんな文章を書いていていうのもあれだが、本作に関しては、書評とか感想とかは見ないほうがいいと思う。書店で表紙イラストに惹かれてうっかり買ってしまうのが一番いい出会い方ではないだろうか。
本作は「第五回電撃ゲーム小説大賞」で選考委員特別賞を受賞している。そしてイラストを担当しているのは、同じく「第五回電撃イラスト大賞」で金賞を受賞した、実力派イラストレーター椎名優である。電撃文庫ファンの心をぐっとつかんで未だに離さないイラストも必見、であります。
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