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無責任の構造 みんなのレビュー

  • 岡本浩一 (著)
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みんなのレビュー2件

みんなの評価5.0

評価内訳

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「無責任の構造」と戦うための実践的な書

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:jig - この投稿者のレビュー一覧を見る

 モラル・ハザードが話題になって久しい。証券会社による損失補填、自動車メーカーのリコール隠し、最近では農水省の狂牛病への対応等々、枚挙にいとまがない。これらの「事件」には、「無責任の構造」が潜んでいる。
 本書は、はじめに具体的な事例として、著者が実際に関わったJCO臨界事故を取り上げ、事故に至る過程を検証している。続いて、無責任を引き起こす集団のメカニズムについて、様々な実験データをもとに分析する。さらに、「無責任の構造」の病理として、職場における「権威主義」と「属人主義」について解説している。
 民間企業に身を置いている評者には、耳の痛い話であった。権威主義、なかでも因習主義的風土が業界内に存在することは言うにおよばず、著者が示すように「日本の職場は属人主義である」ことを痛切に感じることがあるためだ。ただ、これらの問題は企業だけではなく、日本の社会のあらゆる場所で見られることである。
 では、この「無責任の構造」といかに戦うか。これについても本書は具体的に、方法論を示している。例えば、「孤高に耐える」、「人に好かれたいという気持ちを捨てる」などであるが、しかしいざ実践するとなると躊躇してしまうような事柄が多い。当たり前のことだが、それだけ困難なことなのだ。
 自分が属している組織を冷静に見つめる上で、恰好の一冊といえる。

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