逃亡のSAS特務員 みんなのレビュー
- クリス・ライアン, 伏見 威蕃
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紙の本逃亡のSAS特務員
2007/10/03 23:26
Nothing but action
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
クリス・ライアンという作家の作品が書店の書架で目に付くようになって、
(もの凄いペースで書いているのか、ハヤカワが物凄いペースで訳しているのか、
刊行ペースもすごい)
読まないと、いかんなぁと思いつつ、経ることここ数年、、、。
今回、どうにか新作を読みました。
英国SAS隊員ジョシュ・ハーディングを主人公とした作品で
冒頭は、ツカミのアクションシーンとして、アルカイダの幹部の暗殺場面から始まります。
しかし、巡航ミサイルの手筈が整わず、失敗。
しかし、上司は何故か、この件は目をつぶるようにハーディングに告げます。
その後、銃撃されたハーディングが記憶を失い、アリゾナの荒野で
少年の遺体とともに覚醒。
失われた、記憶を探りつつ、テロともいってもよい大都市同時停電
の謎を探るのですが、、、、、。
いやぁ、凄いですよ、、、。
全編ハードアクションの連続です。
それも、息もつかせぬ展開で、荒野でのカーチェイスがあったと思ったら、銃撃戦。
冒険小説というより、アクション小説です。
イギリス訛りって、何度も書いてあるとおり、
英国人が、アメリカのアリゾナで活躍するというのも、
一つのポイントですね、、。
アメリカチックな価値感と英国的な価値感が、いつもちょっと微妙にずれて
書いてあり、そこが、フックになります。
英国の特殊部隊のSASって、それこそ、この手の作品では伝説の最強部隊
で凄い、凄いって聞いていますが、実際に主人公でメインに扱っているのを
読むのは初めてです。
SASって、本文中にルビでレジメントと書いてありますが、
通称でそう呼ばれているみたいですね。
元実際のSAS隊員が書いているだけあって、アクションシーン、特殊部隊員の
常識、動き、銃器に関する記述なんかは、リアルでいうことなしだし、
読みやすく、どんどんページをめくらせて、
息をつかせぬ、展開なのも、いいのですが、
これで、もうちょっと人間を書き込んで欲しいなぁ、、、と。
まぁ、無いものねだりかもしれませんが。
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