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ビジネスの未来 みんなのレビュー

  • 山口周
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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
3 件中 1 件~ 3 件を表示

言葉遊びはチープだが、新しい価値観を考えるためにヒントとなる

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けいちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

現在の「ビジネス」はその歴史的使命を終えており、新たな「高原社会」における「人間性に根差した衝動」に基づく経済活動に価値観を転換させていくというのが、本書の趣旨である。

「資本主義をハックする」とか「社会基盤をアップデート」、「エコノミーにヒューマニティを回復させる」など、いかにも流行りの言葉をつなげた言葉遊び的な文章は安っぽく感じてしまう。
また、いくつかデータを示している箇所があるものの、データも恣意的なものにしか見えない。

ただ、本書で言うように、現在の資本主義経済社会がいつまでも続く保証はない。
むしろ、いつ終わってもおかしくはないのは確か。

似たようなテーマの『人新世の「資本論」』よりは少し具体的な論に落とし込まれていたものの、逆に、本書は流行りのビジネス言葉で書かれていた部分がチープに見えてしまった。
ともあれ、新しい時代におけるビジネスなり資本主義なり、新しい価値観を考えるためにヒントとなる一冊。

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高原社会では「衝動」をテコに経済合理性限界曲線の外側にある社会課題を解決しよう

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:スマイリー上田 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『ビジネスの未来』(山口周)の主旨を簡単にいえば、

 「経済成長」ではなく、「高原社会」に入った今、経済合理性限界曲線の外側にある社会課題を解決していこう。そのためには、市場原理至上主義では難しく、「衝動」によるソーシャルイノベーションが大切。

ということになるだろうか。この<「経済成長」ではなく、「高原」社会に入っている>という認識に深く関係しているのが、 「時間」に対する考え方。著者は、利子とは「資本の価値」であり、利子が「ほぼゼロ」になりつつあるということは、「資本に価値がなくなった」ということを意味しているとみる。

私たちの社会システムは「時間によって資本の価値が増殖する」という前提にして構築されているが、「利子=資本の価値」がゼロになったということは、つまり「時間の価値」もゼロになったということだと述べている。

しかし、現実社会では、今は必ずしもそうとはいえないこともあるということを理解しておく必要があるだろう。

さて、この高原社会で目指すべきは「社会的課題の解決(ソーシャルイノベーションの実現)」「文化的価値の創出(カルチュラルクリエーションの実践)」の2つであると著者は述べている。

ここは賛成できる。常々、新しい事業を創ろうとするならば、「無消費に挑め!」「新し文化を創れ!」という気概を持ってやってほしいと言い続けているので、目指すべき方向性は同じ。ただ、「ソーシャル」なところが強調され、その重要さが述べられているところは、とてもよいと思う。

何かすぐに使える新しい考え方が記載されているというわけではないけれど、一度目を通して考えてみるにはいいのではないだろうか。

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ものの見方・考え方を考えるきっかけに

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:わいわい - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者の書籍を読むきっかけになったのは『ニュータイプの時代』です。
今回の『ビジネスの未来』では、日本人・日本社会が高度成長時代の幻想から抜け出せていないことを浮き彫りにしている気がします。日本はすでに「高原社会」にあるのだというところからも、私たちはどのように生きていくのか、働いていくのかということを考えさせられます。
精神論ではなく、データを用いて説明してくれる著者の論法に説得力があります。

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