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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/02/15
- 出版社: 弘文堂
- サイズ:22cm/407,3p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-335-56139-9
- 国内送料無料
紙の本
アジア太平洋の民族を撮る 「すばらしい世界旅行」のフィールドワーク
著者 市岡 康子 (著)
欧米中心だった日本人の意識を、未知の世界へといざなったテレビ番組「すばらしい世界旅行」。長期間太平洋の民族と暮らし、多彩な作品を送り出したディレクターによる制作現場の記録...
アジア太平洋の民族を撮る 「すばらしい世界旅行」のフィールドワーク
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商品説明
欧米中心だった日本人の意識を、未知の世界へといざなったテレビ番組「すばらしい世界旅行」。長期間太平洋の民族と暮らし、多彩な作品を送り出したディレクターによる制作現場の記録。写真も多数収録。見返しに地図あり。【「TRC MARC」の商品解説】
「すばらしい世界旅行」のディレクターが異文化の扉を開く!
本書は、1966年の番組スタートから終了までの24年間、国民的人気番組「すばらしい世界旅行」のプロデューサー/ディレクターとしてアジア太平洋地域を担当した市岡康子さんの、多数の貴重な写真も魅力的な「体験的フィールドワーク論」です。
当時は海外旅行も一般的ではなく、外国といえばアメリカとヨーロッパという時代に、パプアニューギニア、インドネシア、カンボジア、タイなどの非西欧世界を紹介した番組は画期的でした。
裸で暮らし、貨幣もたいした意味を持たず、畑を耕し豚を飼い、森林の恵みで自給自足している人々。
西欧文明に染まった私たちの価値観をひっくり返すような世界でした。
1年の半分近くフィールドに滞在し、現地の人々に深く入り込み、上っ面ではない番組を作り続けたドキュメンタリストの、手に汗握るフィールドワークの日々は、昨今の浅薄なテレビに飽いた人たちの共感を呼ぶものと思います。【商品解説】
目次
- photo album1 パプアニューギニア トロブリアンド島人/中国・雲南省 白族
- 序章 ドキュメンタリストへの道
- 1章 ライフワークとなった「すばらしい世界旅行」
- 2章 民族文化のパターンを発見する—トロブリアンド諸島の女たち
- コラム1 フィールド通訳の横顔
- 3章 縁者の頭蓋骨を愛おしむ—シベルート島深奥部に先住民を訪ねて
- コラム2 フィールドの猛獣毒蛇
- 4章 ディレクターの仕事は問題解決業と見つけたり—ニューアイルランドのサメ漁
- コラム3 ニューギニアのゴールドラッシュ
- 5章 共産圏でドキュメンタリーを撮る—中国雲南省と無錫市の場合
著者紹介
市岡 康子
- 略歴
- 〈市岡康子〉中国長春生まれ。東京都立大学人文学部人文科学科卒業。日本テレビを経て、テレビ番組制作会社「日本映像記録センター」の設立に参加。著書に「KULA」がある。
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