鬼の子いとしや桃の恋 （幻冬舎ルチル文庫）

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投稿者：あちゃ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

鬼達の気持ちを弄んだ、利用した先祖が許せなくて、鬼の気持ちを思うと、とても切なくなりました。そに事実を知った主人公がどう動くのか、固唾を飲んで見ていましたが、これで良かったのか？もっと鬼に対して一族で詫びて欲しいと思いましたが、田舎に風習や因習を考えると、これで良かったのかなと思いました。せつないBL。この先生に書く本にハズレ無いなぁと思う今日この頃です。

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投稿者：みゅー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「お人好しの鬼を利用する極悪人の桃太郎」を書いてみようとこの作品がうまれたそうですが、実際、桃太郎は何も悪くない鬼に力比べをしたいがために襲ったという史実がある為、作者の意図とは逆に史実に沿った作品になってますね。
桃太郎は決して英雄ではないですから。
（子供に聞かせる為、都合の悪い部分を削っていって出来たのが今の桃太郎のお話です）

この作品の最終目的地がどこなのか、読んでいてハラハラしました。
鬼がいると世間にバレたら大惨事！ですが、そこ迄酷い展開にならず、（ある意味主役二人は大惨事でしたが）幸せになれたのだからホントに良かった。

一つ言わせてもらえば挿絵の画力が乏しい為、凄いイケメンと言われていたしずるが、どう見ても可愛らしい子鬼にしか見えなかったこと。もっとイケメン要素入れてほしかった…。

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投稿者：ふる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

鬼鎮めの光洋と鬼のしずる。鬼の仲間が次々に亡くなり、孤独でずっと約束の人を待っていたしずるがかわいそう。光洋と出会ってよかった。

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投稿者：nandakanaa　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

孤島に隠れるように人間にいいように騙されて隔離され千年、最後の一鬼になって、孤独に生きていたいづるが、人の子の光洋と出会って、現代と触れ合い人と共存してゆくお話。無邪気ないづるが可愛いです。