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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/07/14
- 出版社: みすず書房
- サイズ:20cm/197,3p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-622-08939-1
- 国内送料無料
紙の本
発明 アイディアをいかに育てるか 新装版
著者 ノーバート・ウィーナー鎮目恭夫 (著),鎮目恭夫 (訳)
情報通信ネットワーク時代のあらゆる種類の発明のための基本アイディアを提供した天才数学者による科学技術論。発明発見をめぐる歴史と現在を描き、アイディアを育てるのに最良の知的...
発明 アイディアをいかに育てるか 新装版
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商品説明
情報通信ネットワーク時代のあらゆる種類の発明のための基本アイディアを提供した天才数学者による科学技術論。発明発見をめぐる歴史と現在を描き、アイディアを育てるのに最良の知的・技術的・社会的風土を考える。【「TRC MARC」の商品解説】
ノーバート・ウィーナーはただの数学者ではない。物はいかに働き、働きうるかを深いレベルで理解する能力を有し、常に彼の数学を工学技術に結びつけ、情報通信ネットワーク時代のあらゆる種類の発明のための基本的アイディアを提供した。
本書で彼は、新しいアイディアを養い育て、その応用を可能にする歴史的環境を強調することにより、発明発見の歴史の魅力的な物語を、内側から理解し描いた。真にオリジナルなアイディアは、流れ作業からは生れえず、しばしば遠く離れた時と地点から直観で感じとられたものとして生れる。発明にとって最善の知的・技術的風土とは、興味深い事柄を追求する精神を鼓舞する社会であり、それらを産み出す直観に報いる社会である。その観点から現代アメリカの事例も観察する。
ウィーナーはまた、生涯を通じて、科学者たちの開発した理論の応用を導く倫理的なものへの強い関心を保ち続けた。冷戦時代をささえた科学の世界に対する彼の警告は、予見に満ちている。21正規の科学技術社会が直面するディレンマに対しても、過去から深く有益な示唆を与える本書は、今こそ読まれるにふさわしい。【商品解説】
目次
- 解説 スティーヴ・J・ハイムズ
- まえがき
- 1 発明の必要と発明のための条件
- 2 知的風土と発明
- 3 独創的アイディアに好都合な環境と不都合な環境
- 4 技術的風土と発明
- 5 社会的風土と発明
- 6 二十世紀初めの科学的風土
- 7 発明をめぐる現在の社会的環境――メガドル科学
著者紹介
ノーバート・ウィーナー鎮目恭夫
- 略歴
- 〈ノーバート・ウィーナー〉1894〜1964年。ポーランド生まれ。数学者。マサチューセッツ工科大学講師、数学教授を歴任。サイバネティックスを創始。著書に「サイバネティックスはいかにして生まれたか」など。
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