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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/11/04
- 出版社: みすず書房
- サイズ:22cm/457,47p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-622-09062-5
- 国内送料無料
紙の本
メタフィジカル・クラブ 米国100年の精神史 新装版
著者 ルイ・メナンド (著),野口良平 (訳),那須耕介 (訳),石井素子 (訳)
【フランシス・パークマン賞】【ピューリツァー賞歴史部門(2002年)】南北戦争の反省に立脚し、現代に至る米国精神の礎石を築いた若き哲学者たち。彼らが集った議論集会「メタフ...
メタフィジカル・クラブ 米国100年の精神史 新装版
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商品説明
【フランシス・パークマン賞】【ピューリツァー賞歴史部門(2002年)】南北戦争の反省に立脚し、現代に至る米国精神の礎石を築いた若き哲学者たち。彼らが集った議論集会「メタフィジカル・クラブ」を象徴的中心として、米国100年の精神史を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
南北戦争は連邦存続と奴隷解放のために戦われたと理解されがちだが、実際はイデオロギー対立の殺し合いによる解消という側面が強い。62万の戦死者を出して維持された連邦、民主主義とは、一体何だったのか。
この反省に立脚し、現代に至る米国精神の礎石を築いた若き哲学者たちがいた。後の合州国最高裁判事オリヴァー・ウェンデル・ホウムズ、心理学者ウィリアム・ジェイムズ、論理学者チャールズ・サンダース・パース、教育学者ジョン・デューイである。ときに反目した彼らの思想は次の一点で一致していた。すなわち「思想は決してイデオロギーに転化してはならない」。
彼らは米国の近代化に大きな役割を果たしただけでなく、教育、民主主義、自由、正義、寛容についての米国人の考えを変えた。その思想「プラグマティズム」胚胎の場が「メタフィジカル・クラブ」——形而上学批判の意味を込めて命名され、彼らが集った議論集会であった。本書は、歴史上に一瞬あらわれたこの幻のような集会を象徴的中心として、米国100年の精神史を見事に描き切っている。米国研究の要として名高い、現代の古典である。
フランシス・パークマン賞(Society of American Historians)、ピューリツァー賞歴史部門受賞。『ニューヨーク・タイムズ』紙ベストセラー。【商品解説】
目次
- 序文
- [第1部]
- 第1章 奴隷制をめぐる政治
- 第2章 奴隷制廃止論者
- 第3章 ウィルダネスの戦いとその後
- [第2部]
- 第4章 二つの心をもつ男
- 第5章 アガシ
- 第6章 ブラジル
著者紹介
ルイ・メナンド
- 略歴
- 〈ルイ・メナンド〉1952年ニューヨーク生まれ。アメリカ研究者。英米文学者。ハーヴァード大学教授。『ニューヨーカー』のスタッフライター。「メタフィジカル・クラブ」でピューリツァー賞歴史部門を受賞。
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