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紙の本
デジタル時代のアーカイブ系譜学
デジタルアーカイブの定義の変遷から、保存と活用の現状、博物館・図書館・文書館を貫く効用と課題、著作権問題まで、気鋭の研究者11名による論考を収録。デジタル時代のアーカイブ...
デジタル時代のアーカイブ系譜学
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商品説明
デジタルアーカイブの定義の変遷から、保存と活用の現状、博物館・図書館・文書館を貫く効用と課題、著作権問題まで、気鋭の研究者11名による論考を収録。デジタル時代のアーカイブのさまざまな系譜を歴史的に明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
〈本書を通じて目指したのは、なんらかの本質を持つようなアーカイブなるものが自己実現するという進歩史観的な歴史像を提示することではない。むしろ、雑多な思想や制作や営為が合流した結果として、わたしたちが現在のデジタル時代のアーカイブを想像できるようになっていることを示そうとした。複雑なアーカイブという現象を、単純化したモデルとして提示するのではなく、むしろ個々の事例に即して解像度を上げて理解しようと試みたのである〉
デジタルアーカイブの定義の変遷から、文書をデジタル化する意味と問題、保存と活用の現状、博物館・図書館・文書館を貫く効用と課題、自治体史や研究者資料における役割、サブカルやユーチューブと著作権問題、複製技術の歴史など、気鋭の研究者11名による論考を収録。デジタル時代の今日において「アーカイブ」と呼ばれるものに合流してきたさまざまな系譜を歴史的に明らかにするとともに、それが社会に作用する仕方の見取り図の全貌を示す。【商品解説】
目次
- はじめに 柳与志夫
- 序章 デジタル時代のアーカイブの諸系譜をたどるために 加藤諭・宮本隆史
- はじめに/アーカイブの系譜学に向けて/デジタル時代のアーカイブはどう議論されてきたか/デジタルアーカイブの政策の流れ/本書の流れ
- 第一部 アーカイブの系譜を解きほぐす
- 1 アーカイブの概念史 加藤諭
- はじめに/1 1990年代におけるデジタルアーカイブの文脈/2 2000年代におけるデジタルアーカイブ概念の展開/3 2010年代におけるデジタルアーカイブ概念の拡張/おわりに
収録作品一覧
デジタル時代のアーカイブの諸系譜をたどるために | 加藤諭 著 | 3−23 |
---|---|---|
アーカイブの概念史 | 加藤諭 著 | 26−48 |
アーカイブの技術史 | 大向一輝 著 | 49−65 |
著者紹介
柳与志夫
- 略歴
- (やなぎ・よしお)
東京大学大学院情報学環特任教授。デジタルアーカイブ論。1954年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。主要業績『デジタルアーカイブの理論と政策――デジタル文化資源の活用に向けて』(勁草書房、2020年、デジタルアーカイブ学会第3回学会賞学術賞(著書)受賞)、『文化情報資源と図書館経営――新たな政策論をめざして』(勁草書房、2015年)、『図書館制度・経営論』(学文社、2013年)。
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