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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2022/04/11
- 出版社: 知泉書館
- サイズ:22cm/345,3p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-86285-359-2
- 国内送料無料
紙の本
人文科学における「解釈」のアクチュアリティ
著者 立正大学人文科学研究所創立60周年記念論集編集委員会 (編)
時代を導く新たな知の創造には、既存の知からの飛躍を可能にする「解釈」の遂行が不可欠。「解釈」をキーワードとし、人文科学研究の諸分野のアクチュアリティを世に問う。立正大学人...
人文科学における「解釈」のアクチュアリティ
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商品説明
時代を導く新たな知の創造には、既存の知からの飛躍を可能にする「解釈」の遂行が不可欠。「解釈」をキーワードとし、人文科学研究の諸分野のアクチュアリティを世に問う。立正大学人文科学研究所創立60周年記念の論文集。【「TRC MARC」の商品解説】
人文科学は「問いを立て,解答を導き出す」ことを目的に,解釈を通して多様な価値観と選択を通して最善の生き方を実現するものである。しかし今日,大学への進学の動機は,就職に有利,スキルの獲得,資格取得が主流である。客観的法則による自然科学の信頼と有用性が重視されるなか,解釈の曖昧さを伴う人文科学への信頼に応えるために,既存の知から飛躍する新たな「解釈」が期待される。それらの事情を踏まえ本書は人文科学の実践的な意義を問うものである。
第1部では,解釈という営みと学としての「解釈学」の成立過程を解明する。自然科学の実在論的性格を解釈学に拡張し,また自己理解の形成について分析する。さらに理解と解釈が表現世界を通して創造的に展開する過程を考察する。
第2部では,戯作を史料に江戸庶民の日常を観察し,方言の記述分析から解釈の可能性を吟味する。ヘミングウェイ『医者と医者の妻』で描かれた人物や社会を観察し,英語教育の解釈法についてその意義を考察。
第3部では,1960年代に登場した解釈的社会学から分析する。ゴッホ「ひまわり」の多様な解釈の可能性を検討,ネット上の作品やコンテンツの解釈を論じる。ライフヒストリーの主観性と客観性の問題,そして獅子舞の地域における解釈と伝承を論じ,古武術における「腑に落ちる」の共有体験の可能性を考察する。【商品解説】
目次
- まえがき
- Ⅰ 哲学における「解釈」のアクチュアリティ
- 解釈学的哲学のアクチュアリティ(村田純一)
- 1 解釈と科学的実在論――科学的実践の解釈学(村田純一)
- 一 理解と解釈を基本にする哲学
- (1) 哲学的含意
- (2) 言語的理解と知覚的「理解」
- (3) 科学的実在論をめぐるテイラーとローティ
収録作品一覧
解釈と科学的実在論 | 村田純一 著 | 11−37 |
---|---|---|
「解釈」の問題系と「表現」の真理性 | 板橋勇仁 著 | 39−61 |
実存についての解釈 | 木村史人 著 | 63−90 |
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