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商品説明
まったく新しいアプローチによる、驚愕の謎解き傷寒論!
誰も知らなかった傷寒論の真実の姿がここに。
まさに定説を覆す画期的な1冊!
(序文より)
本書は、従来の解説書にはなかった方法により、傷寒論を再構築し、原典と考えられる姿にして、今日の私たちが実際に応用できる書物を目標とした。具体的には、傷寒論の原作者たちの「考え方」に基づく「原理・原則」に従って、原文と補入文(後人たちによる書き込み文や註釈など)を選別した。(中略)
本来、古典の読み方や解釈は、テキストに忠実であるべきである。しかし本書ではこれまでのテキスト忠実主義に別れを告げ、新たな方法に従って「傷寒論の実像」を追求した。(著者)【商品解説】
目次
- 〈総論〉
- 1 傷寒論の前提
- 原作者たちの考え方
- 2 三つの仮説
- 仮説一 発想の原点は急性熱性病に罹病した「病人」を治すこと
- 仮説二と仮説三(傷寒論の法則)
- 三つの仮説による薬方への思考過程
- 3 仮説の検証
- イメージ図の検証
- 4 傷寒論発想の原点からみた病的感覚反応と病的身体反応
著者紹介
齋藤 謙一
- 略歴
- 1939 年 茨城県に生まれる。
1961 年 明治薬科大学卒業 薬剤師となる。 1963 年 齋藤薬局を開設し、現在に至る。
[漢方歴]
1975 年 (社)日本東洋医学会に入会。
「熱入血室の臨床応用について」(口演発表) (第 44 回日本東洋医学会学術総会・仙台市)
「類聚方の現代的意義」(ポスター発表)
(第 46 回日本東洋医学会学術総会 ・ 金沢市) 「桂麻の剤における桂枝と麻黄の配合比について」(ポスター発表) (第 47 回日本東洋医学会学術総会・横浜市)
以来 40 年余、「傷寒論」の研究を継続する。 その間、田畑隆一郎先生と小倉重成先生に師事して漢方の臨床力を磨く。
2005 〜 2007 年 東邦大学薬学部客員講師として「傷寒論」を講義する。 2010 〜 2017 年 『漢方の臨床』(東亜医学協会)に「リアル傷寒論」を連載する。
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