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潜伏キリシタン 江戸時代の禁教政策と民衆(講談社選書メチエ)
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/05/10
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社選書メチエ
  • サイズ:19cm/254p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-258577-4

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紙の本

潜伏キリシタン 江戸時代の禁教政策と民衆 (講談社選書メチエ)

著者 大橋 幸泰 (著)

江戸幕府によって厳しく弾圧されたキリシタンたちは、その強靱な信仰心だけで、幕末まで潜伏し得たのだろうか。幕府のキリシタン禁制と、民衆信仰の実態を検証。時代と宗教の関わりに...

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潜伏キリシタン 江戸時代の禁教政策と民衆 (講談社選書メチエ)

1,782(税込)

ポイント :16pt

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潜伏キリシタン 江戸時代の禁教政策と民衆

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潜伏キリシタン 江戸時代の禁教政策と民衆

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商品説明

江戸幕府によって厳しく弾圧されたキリシタンたちは、その強靱な信仰心だけで、幕末まで潜伏し得たのだろうか。幕府のキリシタン禁制と、民衆信仰の実態を検証。時代と宗教の関わりに新たな視野を拓く。【「TRC MARC」の商品解説】

幕藩体制下の禁教政策により、厳しく弾圧されてきたキリスト教徒=キリシタンは、江戸幕府が倒れ、明治新政府下では信仰の自由が認められ、解放された――。一般にこのように思われている「日本社会の近代化」は、歴史の真実といえるだろうか。そもそも、「キリシタン」とは何なのか。従来のような「ひとつの村が、近世初期から明治まで、ひたすら信仰を守り続けた隠れキリシタン」といった平板な理解に再考を促す。
例えば、非キリシタンであったにもかかわらず、領主の苛政への反発から一揆を起こした民衆を「切支丹」として弾圧した事例や、一方で、藩内のキリシタンの存在を隠すために、問題行動を起こさないキリシタン百姓を藩が黙認していた事例、また、キリスト教とはかけ離れた民間信仰でありながら「切支丹」とされた事例などを取り上げる。これらの事例を見ていくと、西欧語の訳語である「宗教」の名で人々の信仰が管理・統制されるようになった近代が、近世よりも解放されているとはいいきれないという。
「キリシタン」をめぐる宗教政策の変化と実態を丹念に探り、近世における宗教観、歴史と宗教のかかわりに新しい視野を提供する。【商品解説】

目次

  • 序章 キリシタンを見る視座
  • 第一章 「伴天連門徒」から「切支丹」へ
  • 1 キリシタンの登場と近世日本の統一権力
  • 2 「伴天連門徒」という認識
  • 3 島原天草一揆の性格
  • 4 宗門改制度の成立
  • 5 踏絵の二面性
  • 第二章 「異宗」「異法」「切支丹」
  • 1 異端的宗教活動への規制

著者紹介

大橋 幸泰

略歴
〈大橋幸泰〉1964年新潟県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻博士後期課程満期退学。同大学教育・総合科学学術院教授。博士(文学)。著書に「キリシタン民衆史の研究」など。

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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)

2014/12/05 15:03

投稿元:ブクログ

江戸時代の潜伏キリシタンの実態と、近世社会で「切支丹」として表象された異端信仰との乖離を明らかにしている。厳しい禁教体制にもかかわらずキリシタン信仰が生き延びた要因を、外在的・内在的両方の条件から説明し、近世=宗教統制、近代=宗教解放という定式に再考を迫っている。

2014/05/13 16:00

投稿元:ブクログ

「バテレン」と聞くと妖術使いを思い浮かべてしまうのは何故だろう???

講談社のPR
http://bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2585774

2014/07/26 11:38

投稿元:ブクログ

イメージ形成の話かと思いきや、史実発掘に転回するなど、いまひとつ論旨が明確でない感じ。
ただ切支丹の人々のイメージからの歴史再構築の目論見というか意気込みはよく分かります。
それにしても先に読んだ本と言い、この手の志向が流行りなのかな?

2015/02/23 13:31

投稿元:ブクログ

[ひっそりと]近世においては弾圧と迫害の対象になったと考えられることの多い、いわゆる「隠れキリシタン」。そんなキリシタンの存在を「潜伏キリシタン」と捉え直し、重層的な市民社会の中で、改めてその位置づけを試みた作品です。著者は、キリシタンを始めとする日本近世史を専門とされる大橋幸泰。


伴天連、キリシタンなどの時代に応じて用いられた呼称を通して、潜伏キリシタンが社会においてどのような存在とされていたかを探っているのですが、「近世」と一言で示される時代の中で、その捉え方が大きな変化を見せていることがよくわかります。本書の対象はあくまで近世なのですが、社会と宗教の関わり方を考える上でも参考になる一冊なのではないでしょうか。


キリシタンという宗教的な属性からだけでなく、農民・商人・武士などの属性もしっかりと加味した上で評価を下しているところも素晴らしい。こういう本を手に取ると、ついつい読者としてはキリシタンがかかわった当時の事件や出来事の背景にキリシタン的なものを見出そうとしてしまうと思うのですが、そこに一つ歯止めをかけ、社会を複眼的に眺める姿勢を与えてくれているように感じました。

〜キリシタン禁制の矛盾というのはまさに、キリシタン禁制が厳しいゆえに現実のキリシタンの存在が許容されていくとともに、それとは別の怪しげであると見なされた異端的宗教活動が取り締まりの対象とされていく状態を指すのであり、その矛盾の歪みは近世から近代への移行期である十九世紀において、さらに顕著に表れていく。〜

労作だと思います☆5つ