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商品説明
予備校の英語講師にしてミステリー作家の矢崎には、同じく作家を志す兄がいた。しかし、小説を書き上げることも定職に就くこともできないまま、ある日忽然と姿を消す。折しも、都内では、二組の夫婦が相次いで失踪した事件が注目を集めていた。犯人の手がかりとして公開された、刑事を名乗る不審人物が留守番電話に残した声は、聞き違えようもなく兄のものだった―。かかわった誰もが少しずつ壊れ、事件は歪みを増していく。禍々しき傑作長編。【「BOOK」データベースの商品解説】
予備校の講師でミステリー作家の矢崎には、無職で作家志望の兄がいた。ある日、兄が忽然と姿を消す。都内では謎めいた2つの失踪事件が発生。犯人の手がかりとして公開された留守電の声は兄のもので…。クライム・サスペンス。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
前川 裕
- 略歴
- 〈前川裕〉1951年東京生まれ。東京大学大学院比較文学専攻修了。法政大学国際文化学部教授。専門は比較文学、アメリカ文学。「クリーピー」で日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞。
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紙の本
掴みはOK
2016/09/11 00:03
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投稿者:hiroyuki - この投稿者のレビュー一覧を見る
訳の分らない不気味な夫婦連続失踪事件、雰囲気は「クリーピー」にも似ている。いろいろな事件・エピソードがどう繋がっているのか全く分らず、頁を捲らざるを得ない感覚。掴みはOKである。しかし、最後に犯人による延々たる謎解きがあるのだが、そんな上手くゆく、そういう繋がりだったら(全てに絡んでいたって有り得るか?)警察も掴むのではないかというご都合主義的展開となり、失速する。