戦後幼児教育・保育実践記録集 第１期 9巻セット

保育が大きく変わろうとしている今、次世代の「育ち」を守る「保育の質」とは何か？
子どもに寄りそって葛藤を続けてきた、現場の保育者たちの挑戦を伝える実践記録の数々。
全国で培われてきた試みを、わかりやすい解説とともに、テーマごとにはじめて集成！

◆特色
保育が大きく変わろうとしている今、次世代の育ちを守る「保育の質」とは何か。その手がかりとして、1950年代から80年代までの、全国の保育園・幼稚園の実践記録を集成する、はじめての試みです。シリーズ全体を研究領域ごとに構成。各期冒頭には、対象領域を概観する総論を附しています。収録文献は、さらにテーマごとに収録。その冒頭に附す解説は、各文献の時代背景、内容、現在への課題を分かりやすく紹介します。それぞれの実践記録がもつ、新しい意味を知ることができます。

第I期：｢表現する子ども-幼児の知性と人格発達へのまなざし｣
戦後の人権意識に基づいた係盲者の子ども観の歩みを探り、日本における知的な幼児教育の変遷を捉えます。

第II期：｢子どもの生活と仲間関係-自立を育む保育と地域社会｣
個人と集団との関係とは？子どもの社会性を育もうとした、戦後の集団保育の技術の蓄積を再確認するため、｢生活｣をキーワードにした文献を収録します。

第III期：｢保育のデザイン-環境構成からカリキュラムまで｣
全国各地で取り組まれてきた、さまざまな保育のあり方から、保育計画、教材の地域性、活動領域ごとのカリキュラム開発まで。保育計画の戦後史を追跡します。【商品解説】