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考えるヒント 方法としての社会学
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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2014/07/19
  • 出版社: 弘文堂
  • サイズ:19cm/161p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-335-50134-0
  • 国内送料無料

紙の本

考えるヒント 方法としての社会学 (現代社会学ライブラリー)

著者 藤村 正之 (著)

日常生活や社会現象を鮮やかに分析する社会学の思考パターンとは? 社会学という学問を媒体に、変動する時代と社会を読み解き、生き抜いていく、知的職人となるための「考えるヒント...

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考えるヒント 方法としての社会学 (現代社会学ライブラリー)

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商品説明

日常生活や社会現象を鮮やかに分析する社会学の思考パターンとは? 社会学という学問を媒体に、変動する時代と社会を読み解き、生き抜いていく、知的職人となるための「考えるヒント」を提供する。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

藤村 正之

略歴
〈藤村正之〉1957年岩手県生まれ。筑波大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程単位取得退学。博士(社会学)。上智大学総合人間科学部教授。専攻は福祉社会学等。著書に「福祉国家の再編成」など。

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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2016/07/03 15:59

投稿元:ブクログ

・社会学=認識の仕方、捉え方のかたまり
・完全な市井の人でも、完全な学者でもない、知的職人という考え方
→社会学を判断力・思考力を磨く手段として生き方に活かし、生きてきた結果を社会学の学びに活かす
・マクロ、メゾ、ミクロの3つに分けてみる。
・3回開国があった→言葉を文脈から切り離してみる。
・変数を設定して関数で因果関係を説明してみる。要因は何か
・比較は軸を明確にしてから行う。例:過去(と現在)、未来(予測と現在)、他地域(と自分の地域)、理想・理念(と現実)
・言葉、認識が先か、実態が先かを考えてみる(呼ぶから先生なのか、先生としての資質があるから先生なのか)
・2軸4象限に分けてみる。2×4の表を書き、軸を決めてみる。そして、実態に応じてその罫線を上下左右に動かしてみる。
・フローチャートを書くときは、複数の原因が独立しているか、直線状に並んでいるかに注意する。単にパターン化するだけではなく、経路が変わったり、脱線したりという変化も考慮する。
・主観について。話の中身はともかくとして、「その人がそう思った」という事実は揺るがない。「なぜそう思ったか」を探求するのも社会学。
・主観的に思ったことが客観的事実に変わる=予言の自己成就
・都会のルールと道義上のルール:席を譲るか譲らないか→多元的現実、現実は一つではない。
・役に立つかという問いには必ず「だれにとって」「いつ」「どのように」を付けてみる。その役に立つは本当によいものか。
・創られながら創っていく、ということ

______
・個々人の動き、役割、他者との関係の中での自分:ミクロ→野球のポジションとそれに応じた駆け引き

・集団や組織の動き:メゾ→オーケストラの指揮者が異なるパート・異なる楽器を束ねる時のマネジメント(そして行政機関にも同じことが言える)

・社会構造の分析:マクロ
→複素数、虚数としての社会=想像上のものだが、考え方や説明手段になる、実生活に影響している
→多層的な社会:人的環境、自然的環境、人工物、メディアそれぞれが
→社会を超えた社会学

・3回の開国と「ただ西洋においてのみ」→自分の社会とほかの社会との「比較」

・知識、経験、技能があるから先生になれるのか、生徒が先生を先生として認めているから先生になれるのか

2015/12/31 17:25

投稿元:ブクログ

本書は、社会を見る方法として使えるフレームワークについて、親しみやすいメタファーや事例を説明している。同時に、話題提起と分析の枠組みを紹介する際には、社会学の分野で基本とされる文献からエッセンスを引用している。

分析対象をミクロ・メゾ・マクロに分けること、比較、4象限での分類、過程と経路を分析する際の同時的モデル(重回帰分析等)と継時的モデル(パス解析等)といった方法は、どちらかというと教育学より社会学からの系譜でより多く展開されたもののようだ。「高等教育論」の(主な)生みの親が教育社会学だとすれば、父方の祖父母にあたる「社会学」に思いを馳せてみることはわりと重要なことだと思った。こうした感想を持った要因には、墓参りから帰ってきた直後だったこともあるかもしれない。

p.134にあるように、理論と実践を考える際、以下の枠組みを意識するとよさそうだ。(本文中では図で表記されている。)「「理論と実践」は科学的営為と現実的営為の橋渡しがなされる接点ということができる。」(p.135)
┏━━━┳━━━┳━━━━┓
┃   ┃科学的┃現実的 ┃
┣━━━╋━━━╋━━━━┫
┃言語 ┃理論 ┃理念  ┃
┣━━━╋━━━╋━━━━┫
┃行動 ┃実証 ┃実践  ┃
┗━━━┻━━━┻━━━━┛

※本書p.138 図9-2が、以下の著者による書評でも用いられている。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsr1950/47/3/47_3_395/_pdf

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