紙の本
食べたくなる
2018/06/25 22:58
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
風味さんじゅうまるって読むのか。タイトルはただの風味だけかと思ってた。
食べたくなるなー。
最近ちょっと和菓子ブームで読んでみた。
まあ読みやすいけど普通。
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老舗菓子店・一斗餡にお菓子のグルメグランプリ・SS1の出場に向け新作を考案中。跡取りの兄・北斗、高校生の風味、それぞれの成長をグランプリを通して描く。
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和菓子屋の跡取りである兄が道を決意する件、祖母が和菓子屋に誇りを持つ生き様、妹・風味の部活の件、創作和菓子作りの苦労、筑豊炭鉱の件、などなどエピソードがテンコ盛りで、どこに注目してよいのやら戸惑いもありましたが、和菓子屋一家の奮闘物語として凝縮されたと言う事でしょうか。もっと掘り下げた話作りも可能なのでしょうが、児童書でこのページ数の制約なら仕方ないかな。創作和菓子のネーミングのくだりが良かったと思います。
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老舗の和菓子屋「一斗餡」が舞台の成長物語。
和菓子メインの話ではあるけれども、炭鉱の話や、風味の部活、兄の進路、色々てんこ盛りな印象。
でも、新作を作っていく過程やネーミングのところは読んでいてワクワクした。
一斗餡の新作和菓子、食べてみたい。すごくおいしそう。
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長崎街道、伊藤伝右衛門邸でも話題の今旬の飯塚が舞台です。飯塚の詳細な描写や小倉までの街道筋の実在の地名いりの描写は、さすがご当地の作者さん。
知ってる人は、屋号にも覚えがあってうれしいはず。
…以降はネタバレです。
方言の使い方もまさにネイティブ。カンミさんの「つまるもんか」や典子さんの「~してから!」の使い方か絶妙。県外の人がニュアンスがわかってもらえるとうれしいな。
お話は老舗和菓子屋の娘、風味の成長物語。イケメンで才能あるのでの兄への淡い嫉妬や、部活内の葛藤 、グランプリにあわせた新作和菓子の開発などをとおして描かれる。YAだが、カンミの昔の友人のおばあちゃんや、カンミの病院スタッフの父親のもと炭坑夫のおじいさんのエピソードが話に深みをあたえています。
カンミさんのおじいさんに対する「それはご苦労様でした。」のセリフと行動にぐっときた。その土地で生活する人たちと共に生き、その人たちのお陰さまで生き
、その人たちのために菓子をつくってきた、代々の心が凝縮されているように感じた。
余談ですが、落盤事故を教えてくれたのは、私が聞いた話は、改行します…
タヌキと聞いたことがありますよ。(^^)
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「風味さんじゅうまる」 まはら 三桃
老舗の和菓子屋一斗餡の娘、黒砂糖系の風味を中心に、和菓子職人修行中の兄、上白糖系の北斗たちの日常が、おいしそうな和菓子とともに描かれている。
新商品の開発を通して、北斗たちの気持ちが変化していく様子は、とても清々しい。
本の中に出てくる和菓子がどんな味かを想像するだけでも楽しめる。
【福崎町立図書館】
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和菓子屋「一斗餡」の娘、風味がとても可愛い(*^^*)兄の北斗の進路問題、祖母の病気、お菓子のグランプリに出す新作和菓子の開発、炭鉱の仕事の話、風味の部活と恋などなど盛りだくさん!(^^)そして最後にはやっぱり風味さんじゅうまるが食べたくなる(*゜Q゜*)
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和菓子の老舗「一斗餡」。看板娘は主人公の風味のおばあちゃん、カンミ。可愛いエプロンをしてお店に立ちます。昔からの味を守る一斗餡ですが、最近はあまり活気がなく。そんな時町会長さんから、長崎街道のお菓子屋さんが集まって、人気コンテストを行うグランプリに参加しないか、と誘われます。お父さんは乗り気ではありません。
ところが、カンミが入院したことをきっかけに、和菓子職人を目指して修行中のお兄さん北斗とお父さんは、新作和菓子を作り、グランプリに参加することにします。
美術部で、仲間とちょっとトラブッている風味は、2人の手伝いをしながら、おじいちゃんが昔作ろうとした、和菓子の話を思い出します。
餡子の香りがしてきそうな小説。
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そーいや風味絶佳ってどういう意味だっけ?
っと思って調べると、ふつーに、とてもおいしいっていう意味だった。
表紙のまるまるとしたあんこが最高だ。
上のまるいのは、お盆に載ったカステラなのかと思って
いたんだが、なるほど、あんのなかにカステラが入ってるのね。風味さんじゅうまるなのね。
小さいけれど老舗和菓子のお店の娘。けれどお菓子をつくるのは兄と父親メイン。お菓子作りの青春もの、ではない。これっくらいの年だとありがちな、ひとつところに没頭しすぎて、周りがみえてなくて、爆発しちゃって、あとから考えると自分がメッチャ恥ずかしくて、
でも素直に謝るのもできなくて、もんもんとする、とゆーお話。
登場人物ひとりひとりに、感情や考えがあって、
でもなかなか簡単にはその内側はみえなくて、(でもきっとそれはあたりまえのことなんだ)結局決めるのも
進むのも自分。
でも、その最初の一歩を踏み出すために、周りの人の
ちょっとした一言だったり、まなざしだったりが、
必要なことだってあるんだ。
松村さんの喜び爆発シーンが笑えた。
「黄色いなにかが転がってきた」だって。
おもしろすぎる。
そして、風味さんじゅうまる、もだが、
小鳥のおまんじゅうも、モンブランも、カスシュールも、
食べたすぎる~~~~!!
やはりまはらさんの中高生ものはよいですなあ。
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和菓子が食べたくなるので注意!
。
商品ラインナップを変えずに、日々粛々と
家族で切り盛りしてきた老舗和菓子屋「一斗餡」。
このたび、シュガーロードグランプリと呼ばれる
新作お菓子のコンテストに挑戦することになり…
和菓子職人の修行に出たはずの長男の出戻り、
嫁姑問題の勃発、
新作作成にのめりこみ周りが見えなくなる父。
果たして新作はコンテストまでに間に合うのか?
久しぶりに児童書を読むと、
ルビの多さにびっくりしますね。
和菓子が好きなので、手に取った本なのですが、
あまり和菓子はクローズアップされていなくて、
そこが残念でした。
洋菓子店でも置き換え可能となると、
なんで和菓子屋さんにしたのかなと思ってしまう。
児童書なので、重たすぎるテーマもあれですけど
少し物足りない感。
和菓子を食べたい気持ちだけが残った。笑
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主人公は中学生女子、美術部で老舗和菓子店の娘。
新しい地域イベントに向け、新作の和菓子を作っていく。その個性的で温かい家族模様、部活の中でうまくいかない思いを抱えながらも、自分の道を見つけていこうとする姿が、清々しい。
小学校高学年でも読めるが、『たまごを持つように』や『最強の天使』の方が共感できるかも。
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【スイーツ好き中高生にオススメ!あなたは黒砂糖系?上白糖系?グラニュー糖系?】
舞台は大正10年創業、福岡県飯塚市にある老舗の和菓子屋「一斗餡」。
その一斗餡の娘、中学2年生の黒砂糖系少女、伊藤風味(ふうみ)が主人公。
美術部の風味は文化祭の看板作りに励む!はずが、顔を出しづらくなってしまって・・・。
そんな中、SS-1グランプリに出品する新作お菓子作りを手伝うことに・・・。
和菓子職人修行中の上白糖系チャラ男兄、北斗(ほくと)やカンミさん(詳しくは読んでのお楽しみ)を始めとする風味一家、商店街の人々のやりとりが面白い!
お菓子の描写も魅力的です。
「ぱりん、むにゅ、すくっ」
よだれがじゅるる、おなかがぐう・・・。
なおかつ、わははと笑える1冊です。(道立)
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福岡の老舗和菓子屋「一斗餡」の娘・伊藤風味。中学2年生で美術部で黒砂糖系の女の子。
長崎街道(シュガーロード)沿いの菓子店が集結し、新製品で競い合うSS_1グランプリが開催されることになった。一斗餡でも新しい菓子を開発して参加することになった。文化祭の看板作りで友だちと揉めて部活に行きづらくなった風味も、お菓子作りを手伝うことに。そこに、和菓子職人になるため修行に出ていた上白糖系のチャラ男に見える兄・北斗も加わることになった。
炭鉱労働者たちの疲れた体を癒し、数々のお得意さんたちの記憶に残る味を守り続けてきた一斗餡。看板娘のおばあちゃんや、職人気質の父さん、兄には大学進学して欲しかったお母さん。暖かい家族に囲まれて、九州発のご当地青春物語。
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図書館より。
パラ見して、歴史小説だと思って借りてきたけど、間違っていたよ(笑)
さらりと読了。
美味しそうだな~(゜ρ゜)
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福岡の老舗和菓子屋「一斗餡」の中学生の娘、風味が主人公。店長の父、菓子職人修行中の兄・北斗、風味の3人が新作菓子のコンテストに出品する菓子の製作に奮闘する話。時代と共に経営が難しくなってきた、小さな和菓子屋が立ち向かう難しさがとてもよく伝わってきた。そして、修行を投げ出て戻ってきた北斗の心情や、風味が抱える学校での悩みなど、サイドストーリーもしっかり描かれている。3人の支えとなる祖父母も、みんなが話す方言もとても温かい。風味と同じ中学生世代が読むのにピッタリだけど、大人が読んでも十分楽しめる作品。