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シェールガスの真実 革命か、線香花火か?
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/07/23
  • 出版社: 石油通信社
  • サイズ:18cm/227p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-907493-01-1
  • 国内送料無料
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シェールガスの真実 革命か、線香花火か? (石油通信社新書)

著者 藤田 和男 (著),吉武 惇二 (著)

アメリカのシェールガスやタイトオイルの開発現況を分析し、世界の産業構造の変化についてわかりやすく論評。さらに、水圧破砕法などによる環境問題や、シェールガスの安価維持が続か...

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シェールガスの真実 革命か、線香花火か? (石油通信社新書)

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商品説明

アメリカのシェールガスやタイトオイルの開発現況を分析し、世界の産業構造の変化についてわかりやすく論評。さらに、水圧破砕法などによる環境問題や、シェールガスの安価維持が続かない可能性など負の側面にも言及する。【「TRC MARC」の商品解説】

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評価内訳

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2015/02/08 17:57

投稿元:ブクログ

今(2015)米国では所謂「シェールガス・オイル革命」が進行中のようで、天然ガスも原油生産も世界一の産出になるようです。特に現在の米国の貿易赤字の半分程度を占める原油輸入がなくなると米国のエネルギーコストがかなり下がって強いアメリカの復活という声も聞かれています。

世の中にはシェールガス・オイルの華やかな本が満載で私も何冊か読んできました。そんな中で、少し冷静な視点から書かれているのがこの本です。

シェールガス・オイルは昔から存在は知られていましたが、それらが騒がれるようになったのはこの数年のこと。それは新技術開発によって採算上に合う採掘方法が見つかったからのようです。

この本ではシェールガスに関する懸念点も書かれている本で、現時点では新鮮に感じました。

以下は気になったポイントです。

・非在来型ガスの確認埋蔵量は、各操業者会社は開発地区で個別に評価し監督官庁に報告しているものの、統一した評価システムがない(p25)

・石油の用途は、日本では輸送用消費のシェアは42%だが、米国では66%、奥州では52%、輸送燃料としての石油の利便性・優位性は当分揺るがないだろう(p32)

・燃える氷と呼ばれるメタンハイドレードとは、低温高圧下で5,6個の水分子がゲストのメタン分子を籠状に取り込んだ、見かけはシャーベットのような固体状の物質。(p45)

・2013.3.12未明に水中ポンプで水をくみ上げ減圧を開始して、世界で初めてとなるメタンハイドレードの分解メタンガスで確認された(p53)

・日本周辺海域に広く分布して原始資源量は膨大だが、回収率は極めて小さい懸念がある(p54)

・水圧破砕は、タイトサンドガス開発で使われていた高価な大規模水圧破砕法を転用していたが、SWFでは地下で高粘度化するように増粘剤を加えた流体を高圧、高速で圧入するようになった、これと長距離水平掘削技術

・マイクロ音波炭素技術等と結びつき大量生産が可能となった(p64)

・非在来型のガス井の生産減退率は高く、商業生産のためには多くの井戸数を要する。複雑な技術(2キロを超える水平抗井、水平部分へ20ステップの多段階水圧破砕)も必要(p74)

・過去5年あまりの短いシェールガスの生産実績から、今後30年にわたるバラ色のシェールガスの生産見通しは疑わしい。生産見通しは、高い油価に連動したガスの高価格に支えられている(p84)

・我が国の輸入LNG価格は、米国内でのガス価格の4-5倍(p87)

・2011年以降には、ドライシェールガス井は採算取れずに閉鎖し、ウェットシェールガスや、タイトオイルを求めて採掘地域がシフトした。(p89)

・米国はかつて天然ガスの2割をカタールからのLNG輸入をする計画だったが、不要になってきたので、カタールのLNGは欧州に流出した。これを輸入できたので東日本大震災の急場をしのげた(p114)

・ロシアには政変リスク、ブラジルには不良債権リスク、シェールガス革命によってそれら���問題が表面化する可能性が大きい。勝組は資源の大消費地となるインドである(p117)

・アメリカの天然ガス輸入は2005年以降60%減少し、現在ではメキシコとカナダに供給している。さらにこの60年間で初めて石油製品の輸出が輸入を上回るようになった。(p119)

・米国ではシェールガスの開発が進み、これを原料にした大型エチレンプラントが2016-17年に相次いで始動する見込み(p120)

・ダウ・ケミカルや、エクソンモービルが、シェールガス成分である割安のエタンを使ってエチレンを製造する大型設備の建設を計画している。数年後には日本の年産能力である750万トンに匹敵すると予想されている(p122)

・三井物産は出光興産と組んで、自動車用潤滑油の原材料を2016年から生産する計画。三井物産はダウ・ケミカルと提携している。出光と三井物産はアルファオレフィンを含めて海外販売で協力関係にある(p131)

・エクソンモービルは、シェール開発に最も積極的に投資している。2010年にシェールガスで急成長していた米ガス生産2位のXTOエナジーを買収、カナダのガス田も買収(p140)

・LNGが原油価格と連動していることの不合理性として、1)一次エネルギーにおいて石油の圧倒的な存在感が薄れてきた、2)火力発電の燃料としても石油シェア激減、3)発電燃料よりも、輸送量・石化原料に石油は使われている(p153)

・シェールガスの平均的井戸の1年目の減退率は65-75%、5年間にその井戸の推定究極回収量の70-90%が回収済となる(p193)

・低位の価格が続くと、開発会社は採算をとるために、ガス井戸より高く売れる随伴オイルが出るウェットガス井戸、バッケンタイトオイル井の掘削に投資が加速する(p194)

・従来のグアガムやホウ酸塩に代わり、食品産業から供給される有機エステル、多糖ポリマーなどで作ったゲル状液を使ったゲル状液を活用している(p198)

・シェール革命は150年あまりの石油開発の歴史を持つ米国だからこそ起こりえた僥倖である(p200)

・非在来型資源が在来型資源を凌駕することはあり得ない、エントロピー増大の法則に反する。希薄なエネルギーから濃縮されたエネルギーを取り出すには、大量のエネルギーが必要だから。お金の投資効率、エネルギー投資効率からみてもあり得ない(p200)

2015年2月8日作成