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遠すぎた星(ハヤカワ文庫 SF)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 17件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.6
  • 出版社: 早川書房
  • レーベル: ハヤカワ文庫 SF
  • サイズ:16cm/495p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-15-011668-2

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遠すぎた星 (ハヤカワ文庫 SF 老人と宇宙)

著者 ジョン・スコルジー (著),内田 昌之 (訳)

遠すぎた星 (ハヤカワ文庫 SF 老人と宇宙)

994(税込)

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みんなのレビュー17件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (10件)
  • 星 3 (4件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

前作に比べると凡庸なSFになった気がする。

2009/10/15 13:23

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 老人がハイテク(死語)で若者の肉体を得て宇宙で他の種族
(本書ではエイリアンという言葉は使われない)と戦う「老人と宇宙」
の続編である。

 なんとなくですが、前作を読んだ時、続編は出るだろうなぁと
思っていた。

 一部のキャラが連続して登場するだけであまり連続性はない。
前作では、老人のハイパー肉体部隊(事実上もう老人なのは、精神年齢だけ)だったのだが
今作では、更にパワーアップ。
 今回の部隊、死者の遺伝子プールから作られた、子供たちで、そう、正に文字どおり"ゴースト部隊"。
 子供といっても、肉体は大人なので、ブレインパル
(本シリーズに登場するウェラブル(いや、インプランタブル!?)・ネットPC)
などで急速に教育された子供いや、幼児である。
 一応、前作が、一般兵士で、今作は、特殊部隊の兵士となっている。
 これが、設定の大枠で、プロットとしては、
コロニー連合の重要な情報を握るある科学者ブーティンが敵側の種族にねがえり、
このブーティンの遺伝子をもって作られたのが、主人公の特殊部隊兵士ジョン・ディラック。
 早い話、ブーティンのクローンなわけであるが、
過酷な任務に従事するディラックの運命は、、、。
 となる。

 世界観がそのままなのな所為かはわからないが、
雰囲気、読後感も含めて、前作にそっくり。
 割と、ハードSFチックに描かれていますが、
(時々、惑星の公転周期の違いとか言及します)全体としてJは、抑えめで
わかり難さはほとんどなく、 SFのリテラシーの低い読者にも、
容易に設定把握、ストーリー展開のフォロー、感情移入できます。
 あんまり特殊部隊って感じがしないのが、ちょっと設定ミス!?かも。
 前作は、老人の人生の省みなんかが小説上の文芸的テーマとして
描かれていたが、
 今作では、上記した科学者の子供を喪失するといった哀しみが描かれている。

 前作と比較すると、割とベタな設定を真正面から描いた意気込みなんか鑑み、
やっぱり前作のほうが、すごかったかなぁ?と思う。

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2009/07/01 00:26

投稿元:ブクログ

「老人と宇宙」の続編。前作の主人公は登場せず、別のキャラクターがメイン。展開のわかり易さとテンポの良さは前作同様かと

2016/06/19 21:18

投稿元:ブクログ

クローン培養された兵士が主人公。まさに神林良平の「膚の下」と同じ設定。意識・セルフとは何か、ということをぼんやり考えてなから読み進んだ。展開しまくった話は最後にまとまる。

2009/10/12 12:25

投稿元:ブクログ

前作『老人と宇宙』では、神秘のベールに包まれていたゴースト部隊の活躍がメイン。新兵たちの軽妙なやりとりが楽しい。
ララエィ族の科学者カイネンも印象に残るキャラクターだ。
その口から“セップク”なんて言葉が出てきたときには、ちょっと笑った。
しんみりしたシーンだったのに・・・・・。

  The Ghost Brigades by Jhon Scalzi

2008/10/27 00:15

投稿元:ブクログ

「老人と宇宙」の続編。
「宇宙の戦士」「エンダーのゲーム」「果てしなき戦い」
といった宇宙戦争SFの21世紀版、ということだが、
正直上記3作と比べるには役不足。
とりあえず、続きが出たらまた読みたい。

2008年10月購入、読了。中古で210円。

2011/07/30 13:55

投稿元:ブクログ

 いやぁ……設定が本当に凄いですねこの話は。特殊部隊の考え方とかオービン族のこととか、今作は精神的な部分も深くて面白かったです。最後のスマートブラッドの活用にやられました……!

2009/04/10 19:32

投稿元:ブクログ

The Ghost Brigades by John Scalzi:
ジェーン・セーガン
ジェレド・ディラック

2011/02/07 18:52

投稿元:ブクログ

「老人と宇宙」シリーズの第 2 作目。
相変わらず良いね、このシリーズ。
前作主人公のジョン・ペリーが登場しないのは、
ちょっと寂しかったけれども・・・。
コロニー防衛軍と多種族間の立ち位置の違いや、
地球の現状、ゾーイの登場等、引き込まれるねぇ。
安心して楽しめるエンターテインメント SF。
3 作目も楽しみである。

2009/08/25 15:36

投稿元:ブクログ

前作の主人公の恋人が主人公になった。
超美人の人造人間(この表現は必ずしも正しくない)
がその人並み外れた身体能力と戦闘センスで
しなやかに鮮やかに戦い抜いてみせてくれる。
挿絵なんか一個もないのに、その光景をみせてくれる。

2010/06/20 00:38

投稿元:ブクログ

前作ほどのインパクトには欠けますが、面白く読めました。
天才科学者ブーティンが、なぜ人類を裏切りエイリアンと手を結んだのか、動機はちょっと弱いような気がします。
ゴースト部隊の戦いぶりも、ちょっとおとなしいというか、一般兵との差があまりわからないというか。視点が全部ゴースト部隊員のものだからかもしれませんが。

敵対するララエィ族のカイエンがいい味出しています。
何より、主人公のジェレド・ディラック。
唐突に自分の中に目覚める他人の意識。自分のものではない感情に振り回されながらも、自分を見失わない強さ。
最後の、どうにもできないと思われた中で、選びとった道は、見事というしかありません。

前作にあったコミカルな雰囲気はあまり見受けられず、悲惨な状況や戦いにそのフィルターがかからなかったせいか、陰鬱な印象もあります。
最後がきれいな終わりなので後味の悪さはありませんが、前作の雰囲気を楽しみにしていたので、その点ではちょっと残念です。

2015/09/14 18:35

投稿元:ブクログ

今回の主役は”ゴースト部隊”の隊員ジェレド・ディラック。本来、ゴースト部隊は防衛軍に志願したものの、軍務に就く前に死んだ地球人のクローンで構成されるが、彼は地球防衛軍を裏切り、エイリアンと手を組んだ天才科学者ブーティンの意識を転送されて作られたクローンだった!ジェレドを含む地球防衛軍がブーティンの野望を防ぐため熾烈な戦いを繰り広げる本書は、ジョン・スコルジーによる「老人と宇宙」シリーズ第2弾!

主役がゴースト部隊の隊員なだけあって、前作のようなユーモアは鳴りを潜めておりますが、随所で展開される戦闘描写はやはり大迫力。また、どこか既視感のある展開やある程度予想されるオチは、本書では悪評につながりません。なぜなら著者もある程度認めているから。クライマックスまでテンポよく進み読者に楽しみをもたらしてくれる本書は、やはり娯楽SFとして一級品です。

2011/05/28 11:18

投稿元:ブクログ

『老人と宇宙』の第2弾。狂った世界の中で光るヒューマニティ。過去の名SF作家たちへのオマージュを感じます。面白かったです。

2012/01/03 15:11

投稿元:ブクログ

老人と宇宙もおもしろかったけど、こっちもとても面白かった。死んだ人間の遺伝子から作られた「ゴースト部隊」の設定っておもしろそうだなーと前作から思っていたら、今回はゴーストのゴーストたるところを十二分に活用した設定で最後まで引っ張る引っ張る。異星人と組んだ裏切り者の天才科学者のクローンとして生まれたディラック(1歳)が、自分の前世(?)の記憶と自分として生きてきた自意識との間で成長していき、やがて大きな「選択」をする。人間らしさとは?とか魂とは?とかユーモアとは?など、いろいろ考えさせられる。
あと、いかにもデジタルネイティブな世代のSFだなとも感じた。

2009/01/26 20:00

投稿元:ブクログ

『老人と宇宙』の続編。だけど、前作のストーリーがそのまま続いていくわけではないのだ。前作の主人公のことが大好きなだけに、読むのをためらっていたけれど、なーんだ早く読めば良かった。とにかく、この作者の姿勢っつーかなあ、物語をつらぬく前向きオーラがすごい。大好きですこうゆうの。他者を認める、愛するものを大切にする、自分ができることを探して、なにしろ頑張る…って書くと、わーくさい、って思うけど、いやいや、大切なことですよ。というわけで、異星人とのお付き合いつながりで、久しぶりに『イリーガル・エイリアン(ソウヤー)』も読み返したくなっちゃって、もう、読みたい本いっぱいあるのに困るなあ。

2014/06/05 09:17

投稿元:ブクログ

死んだ人間の意識を復活させるために誕生した、主人公ジェレド。彼自身が生まれて成長していく中で獲得する自我と、身体的に同じである他人の意識が混在する中で、悲壮ぶることなく自分を貫くジェレドの生き方に心打たれた。こんな変なアイデアを、素晴らしい物語に昇華させる作者の手腕に脱帽。

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