株式公開 準備から上場・店頭登録まで

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投稿者：ブックレビュー社　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　中堅・ベンチャー企業の育成とともに，公開に関する規制緩和などで将来有望な企業に対し証券市場の門戸を広げようとする動きがある。ナスダック・ジャパン新設など株式公開を取り巻く環境は大きく変化している。それに伴い，公開を検討する企業も公開市場の選択肢が広がり，株式公開がより実現性のある中期的な経営目標の１つとなりつつある。しかし，形式的な基準の緩和や公開市場の選択肢が広がっても，成長性豊かな事業内容，内部けん制機能，正確かつ迅速に企業内容を開示できる社内体制の構築など，公開会社に求められる資質は変わっていない。また，株式公開のメリットである効果的な資金調達にも努力を伴う。
　本書では，株式公開の目的・心構えや，公開のための準備とそれに関する体制・制度の整備などが詳細に提示されいる。公開会社にふさわしい企業とはという知識から，申請書類の作成という実践的なものまで，株式公開にかかわる情報を網羅している。
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