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商品説明
道元が「正伝の仏法」と仰ぐ中国の禅思想を、どのように受容したか、そしてそれをどのように展開させたかという点について、中国の禅思想との関連・比較に視点を据えて考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
日本中世に突然現われた宗教的天才という従来の道元像をくつがえす画期的研究。中国禅仏教の影響を『正法眼蔵』『永平広録』などのテキストに沿って読み解き，道元思想の真価を示す。【商品解説】
目次
- 総 序
- 第一部 道元の人と著作
- 第一章 道元の生涯をめぐる諸問題
- 第二章 迷途・覚路・夢中―道元における禅思想の形成
- 第三章 道元の著作について
- 第二部 道元における中国禅思想の理解
- 第一章 道元と如浄（上）－如浄の生涯と『如浄語録』について
- 第二章 道元と如浄（中）－『如浄続語録』の真偽をめぐって
- 第三章 道元と如浄（下）－修証思想の異同をめぐって
- 第四章 彫文喪徳と琢磨増輝―道元における宏智理解について
著者紹介
何 燕生
- 略歴
- 〈何燕生〉１９６２年中国湖北省生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。現在、東北大学文学部助手。専攻は宗教学・宗教史。著書に「道元における中国禅思想の理解」がある。
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