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商品説明
保育とは、保育園で子どもを預かるだけでなく、地域の中で、人と人とが出会い、村を作る仕事でもある。1977年から99年までに保育士の仕事を通してであった人々や、彼らから学んだ自身の保育論を語る。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
幹生流にはお日様のにおいがする
2000/10/16 13:41
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投稿者:政 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ご自身が保育園育ちの方は昔を思い出してください。男性の保母(保父)さんはいましたか。私の時代には皆無でした。今でも少数でしょう。男性が保母資格試験を受験できるようになったのは1977-78年の頃です。近藤幹生さんは保父さん一期生か二期生なのです。それまで女性の仕事と思われていた中に保育が好きで入っていかれるのですが、そんなものは男の仕事ではないとの偏見もあったようです。
近藤幹生さんの生き方や物事に対峙する姿勢と、私のそれは大きく違うなぁ と感じました。もちろん良い悪いの論議は意味を持ちませんが、私は北風型で近藤さんは太陽型なのです。
物事に対し冷たい、きつい目で対峙する北風に対し、太陽は暖かく優しく対峙します。北風はとかく人の心に怒りや憤まんをのこします。太陽は感動や感激を残します。私は最近の自分なりの生き方に結構自信を持っていました。しかしこの本を読んで、例え同じ様なことを目指しても、全く違うアプローチがあることを切実に感じました。結局本当に人を動かすのは感動や感激だけではないのか…と、一寸自分の生き方を見直す機会になりました。