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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 3件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.3
  • 出版社: 自由国民社
  • サイズ:19cm/190p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-426-76402-5

紙の本

挑戦 炎のランナー中山竹通の生き方・走り方

著者 中山 竹通 (著),井上 邦彦 (文・構成)

ソウル・バルセロナ両オリンピックで4位に入賞した中山竹通は、マラソン界の異端児などと形容されていた。アウトサイダーの魂を抱きながら一人闘い続け、いまは指導者として歩んでい...

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挑戦 炎のランナー中山竹通の生き方・走り方

税込 1,430 13pt

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商品説明

ソウル・バルセロナ両オリンピックで4位に入賞した中山竹通は、マラソン界の異端児などと形容されていた。アウトサイダーの魂を抱きながら一人闘い続け、いまは指導者として歩んでいる中山の半生を振り返る。【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.0

評価内訳

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紙の本

不遇のつわものの生涯と哲学

2001/03/04 04:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ランナー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 世界最強と呼ばれたマラソンランナーの、インタビュー記事を基にした自叙伝である。中山選手は、よく「天才」と称されることが多いが、決して「天才」だけではないことが、この本を読むと良くわかる。彼は、世界最高の練習によって世界最強の称号を手に入れたと言っても過言ではない。

 かつて、瀬古利彦選手(S&B食品)は宗兄弟(旭化成)の練習を見て、あまりの練習の激しさに驚いた、と言ったらしいが、その宗兄弟が中山選手の練習を見て驚いたという逸話がある。よほど驚異的な練習をしていたのだろう。

 企業の名をアピールするためにトップを走る、というほど強いプロ意識を持って競技に取り組んでいる選手は、彼が唯一ではないだろうか。決して妥協することのない競技に対する彼の強い哲学を教えてくれる一冊である。

 また、中山選手を表現する言葉には、「天才」の他に「悲運」という言葉が用いられるが、紛れもなく世界最強のランナーでありながら、オリンピックでは2大会連続4位、東京世界選手権では途中棄権と、世界大会で優勝することはかなわなかった。更に、陸連(陸上競技連盟)や所属企業との確執、マスコミからの誤解など、波乱万丈の人生を送っている(まだ健在であるが)。そんな「人間中山」の生き方を知ることは、読者の今後の人生にも大きな影響を与えてくれる。

 陸上関係の書評はこちらまで。

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2007/10/25 10:47

投稿元:ブクログ

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2010/05/27 17:37

投稿元:ブクログ

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