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- カテゴリ:中学生 高校生 一般
- 発行年月:2000.4
- 出版社: 幻冬舎
- サイズ:22×31cm/1冊
- 利用対象:中学生 高校生 一般
- ISBN:4-87728-397-8
紙の本
やさしいあくま
著者 なかむら みつる (著)
あるところに「フウ」という名の男の子がいました。ある日薬草をとりに行った山で迷子になったフウは…。痛みとやさしさが伝わる、バイブルでも教科書でもない、ミツル初めてのストー...
やさしいあくま
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商品説明
あるところに「フウ」という名の男の子がいました。ある日薬草をとりに行った山で迷子になったフウは…。痛みとやさしさが伝わる、バイブルでも教科書でもない、ミツル初めてのストーリーブック。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
泣かない人はいないでしょう!
2002/07/17 16:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤーサン - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当に泣きました。かなりの時間泣いていました。本当に切なくて、優しくて、悲しくて、……『優しすぎる』あくまです。
本当に、久々に泣きました。声に出して読もうものなら、最後は、声が出なくなってしまうほど……。
『子供が読んだらどんな表情をするのだろう?』ということも考えてしまいます。みつるさん独自の世界をすごく感じることが出来ました。
本当に良いお話です。
紙の本
さすがにうまいです
2001/04/23 07:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あきこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
さすがにうまいです。
こうなるんじゃないかなーと思ったとおりになるんだけど、
でも、やっぱりじーんときてしまう。
作者の力量でしょうね。
紙の本
みつるの童話
2002/03/05 22:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カノン - この投稿者のレビュー一覧を見る
やさしい赤鬼みたいな感じ。ラストが切なくて切なくて 泣いてしまった。
本当に純粋な悪魔だと思う。
紙の本
悪魔と書かないあくま
2001/09/23 01:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナリ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あとがきに、登場人物のモデルは全てうちのおばあちゃんです、と、おばあちゃんの紹介が載っています。おばあちゃんの優しさと、なかむらみつるさんの優しさと、登場人物の優しさが込められた、イラストも優しく可愛らしい絵本です。
なかむらみつるさんの作品は、前向きで応援歌的な詩が多く、だからこの絵本も初のストーリーブックとはいえ、タイトルも含めて、優しい心暖まるお話だろうと思っていました。可愛らしいイラストの綴る絵本の内容は、なかなか辛らつでした。「痛み」は手触りがあるものだけではない。
病気のおばあちゃんとふたり暮らしの、フウという男の子。ある日迷子になってあくまのチュッチュと出会います。
「フウはぼくがこわくないの? だって“あくま”なんだよ?」
「ちっともこわくなんかないよ。だってチュッチュやさしいもん」
ふたりは毎日一緒に遊び、大きな木に「ふたりはともだち」と彫りました。
その後フウはぱったりと山に来なくなり、心配したチュッチュはフウの家に行ってみます。そしてチュッチュは、初めて病気のおばあちゃんに会いました。数日後おばあちゃんの病気が悪化。フウはお医者さんを呼びに行きますが、「あくまといるのを見た」と、みんながフウにつめよります。たまらず逃げ出し家に帰ってくると、おばあちゃんは床に倒れ、チュッチュがおばあちゃんの体からぼんやり光るなにかを取り出して、飲み込んでしまいました。
「チュッチュ、しんじてたのにひどいじゃないか! ともだちだとおもってたのに!」
しかしチュッチュが食べたのは、実はおばあちゃんの「病気」だったのです。そのことを知ったフウは急いで大きな木の所へ行きますが、チュッチュの姿はなく、そこにはただ、チュッチュと同じ色をした赤い花が風に包まれてゆれていました。
「ずっとふたりはともだち」
この絵本を読み終えて、自分の周りの人達に愛情と感謝を思わない人はいないと思います。そして私もチュッチュのように、全身全霊で誰かの役に立てることができるでしょうか?
紙の本
号泣!
2000/10/16 23:04
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投稿者:じゅりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
人気イラストレーターの326(ナカムラ ミツル)が作品の中で初めて手がけたストーリーものです。326の中では、これがイチバンの自信作だとか。
これを読んで、久々に号泣しました。悲しいような、嬉しいような。やさしさの伝わってくるお話でした。こういう気持ちってあるよなぁ…と、しみじみと感じさせられました。
これを、小さな子供たちが読んだらどんな風に感じるんだろう?そう言う気持ちもありました。これを読んでも泣けない子供たちがいたら、それはとても悲しいことだと思います。そんな子供たちのためにも、このような作品を広めていく必要があるんじゃないかと思います。
イラストもとてもかわいくて、いろんな面で楽しめる作品だと思います。