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商品説明
プログラム知識を必要としない、計算結果を瞬時に可視化できるといった表計算ソフトの特性を活かし、流体力学における数値解析をExcelで行う「表計算流体力学」について解説し、その有効性を示す。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
森下 悦生
- 略歴
- 〈森下悦生〉1949年三重県生まれ。東京大学大学院工学研究科修士課程修了。同大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻・教授・工学博士。共著書に「応用空気力学」がある。
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紙の本
流体力学が身近になった---Excelで流れが見える。動きが見える。知識が見える
2000/10/13 00:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藤井 功 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は,幾分敷居の高かった流体力学を身近にした。既存の表計算ソフトであるExcelの持つ行列の計算機能とデータのグラフによる可視化機能を余すところなく駆使して,数値計算流体力学の入口へと誘うのである。
数値流体力学を研究する場合,多くの人がプログラム言語の習得が大きな障害であった。これらをできるだけ回避し,流体の物性の本質を理解させた本書の影響は大きい。各々の計算機上にインストールされたExcelを用いて,例題のシミュレーション実験を行うことで理解を進める。例題はホームページからもダウンロードできる。
まず格子マトリックスにより作り出される任意の形状を持った平面空間に境界条件を与え,次に計算領域のセルに差分方程式を定義し,必要な条件になるまで問題を解決していく。章が進むに連れて,粘性流体,圧縮流体,非定常流体へと問題が複雑になるが,全体を通して極めて理解しやすいものとなっている。
(C) ブックレビュー社 2000