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商品説明
冷戦体制崩壊の過程とその後をドイツ・東欧・旧ソ連で追ったドキュメント。民主化革命や騒乱事件、民族紛争、難民、核兵器基地や核爆発事故の現場、さらに新生ベルリンなど広い地域の写真を収める。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
徳山 喜雄
- 略歴
- 〈徳山喜雄〉1958年兵庫県生まれ。関西大学法学部卒業。朝日新聞写真部記者を経て、現在、写真部次長。東欧革命やロシアなど、旧共産圏を数多く取材。著書に「革命から統一へ」「苦悩するロシア」。
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紙の本
2000/5/14朝刊
2000/10/21 00:17
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投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一連の東欧革命や旧ソ連の激動など、冷戦体制崩壊とその後を十年以上にわたって追ったドキュメント。例えば、チェコの「ビロード革命」では、熱気に満ちあふれる市民集会を、一方、ルーマニアの市街戦では、自警団による治安警察の「テロリスト」狩りというように、様々な歴史的現場を間近に記録した。
上の写真は八九年十一月、「ベルリンの壁」崩壊時のスナップ。市民の壁越しの呼びかけに笑顔でこたえる東ドイツ(当時)兵の表情は、平和な時代の到来を一瞬予感させた。内戦や民族紛争など、その後の歴史の現実にも目を向けながら、「大欧州」を志向する来世紀への底流を伝える。
(C) 日本経済新聞社 1997-2000