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紙の本
VSヴァンパイア
2002/04/14 22:19
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投稿者:十二番目の男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
凄惨さと美しさが同居する奇妙な現代ファンタジーノベル「ダブルブリッド」の第二巻。オーソドックスな「一巻の続き」スタイルではあるが、一巻が単体で完結しているため、ストーリー的な繋がりは薄い。しかしながら、一巻を読んでおいた方が物語に入りやすいので、事前準備をおすすめする。
一巻から二週間後。アヤカシである片倉優樹は、仕事が終わった後、同僚の山崎太一朗と酒を飲んだ。体育会系の勢いで飲みまくりすっかり泥酔してしまった山崎を背負って帰る道で、優樹は首に血のついた女性を見かけた。女性の様子を訝る優樹の予感は的中し、一人の吸血鬼がはるばるオーストリアから日本にやってきたという連絡が届く。その吸血鬼、フレデリック・アシュトン・クロフォード。彼は優樹に一つの勝負を挑むのだった。そしてその背後ではなにやら怪しげな宗教組織が。
とかくグロテスクな描写が話題になりがちの本シリーズだが、この巻ではコミカルな描写が多くて面白い。泥酔した山崎太一朗はファン必見である。