へこまない女 つまずきをチャンスに変える３５の大作戦

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：田島安江　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「たまらない女」で、アッといわせたはにわきみこの第二弾。「たまらない女」とは、便秘に悩み、あらゆる手段を使って便秘解消に取り組んだ極めてリアルで現実的なテーマだったが……。その彼女が今回は、落ち込んだ自分を引っ張りあげるためのあらゆる手段を公開する。その方法のすべてが、何かを始めること。たしかにひたすら落ち込んで、こもっていてもそこからはなにも始まらない。うーん、やっぱり自分も何か始めて見るかという気分にさせてくれる不思議な本だ。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：サユリ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　私は、もともとへこみやすく、ネガネガな人間だ。さらに現在就職活動中。だから毎日へこむ材料には事欠かない。将来を憂い、恋人がいないことを寂しく思い、自分には何の取り柄もないのよ、と圧倒的な孤独感に襲われ、へこみ、落ちる。それが私の日常だ。と同時に、「人生無駄なし」をモットーに、時には、人が明らかに意味がない、と感じることをやり、日々楽しく、好きなことをとことん追求して生きている。それも私だ。ポジなのか、ネガなのか。最近わたしは、元来ネガであるからこそ、ポジでいようとし、そしてそう生活することで成長していると感じる。
　そんな私に、さらにポジ魂を増幅させようじゃない！！と思わせてくれた本、それが、「へこまない女」だ。著者であるはにわさんの行動力には敬服する。冒頭に、『元来私はへこみやすい女だった。』とあるが、そんなわけないでしょ。と思うほどの積極性。本当に見習いたい限りだ。競馬、水商売、麻雀、エアライフル、フラメンコ、サーフィン、いろいろなことに、やりたい！おもしろそう！と思った時点で挑戦する。それが失敗するかどうかなんて、きっと一生わからない。なぜなら、人生はつながっているからだ。経験すべて、出会った人すべてがどこかしらでつながっていて、自分自身をつくっていく。へこみって、傷だって、何だって、ハッピーを呼び込むちょっとだけにがーい魔法なのだ。