サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3 3件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.5
  • 出版社: 実業之日本社
  • サイズ:24cm/197p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-408-10390-X
  • 国内送料無料

紙の本

横尾忠則ポスタア芸術

著者 横尾 忠則 (著)

主に1995年以降に制作されたポスターから、選んだ135点を「近作」と名付け編集した、横尾芸術のエッセンスが凝縮されたポスター画集。画家自身が作品ごとに発想の原点を書き下...

もっと見る

横尾忠則ポスタア芸術

税込 3,630 33pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

主に1995年以降に制作されたポスターから、選んだ135点を「近作」と名付け編集した、横尾芸術のエッセンスが凝縮されたポスター画集。画家自身が作品ごとに発想の原点を書き下ろす。英文併記。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

横尾 忠則

略歴
〈横尾忠則〉1936年兵庫県生まれ。絵画、版画、陶板、ビデオ、デジタルアートなど幅広い分野で活躍。著書に「Photo photo everyday」ほか多数。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー3件

みんなの評価3.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

どのページを開いても哄笑の沸きあがる横尾忠則の近作ポスター135点の集大成

2000/07/10 20:49

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:平岡敦 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 横尾忠則の絵には、ともかく有無を言わせぬ迫力がある。例えば地下鉄の通路を歩いていたとしよう。まだはっきりと知覚しないうちから、彼方に何やらただならぬ異形のものの気配がする。ふらふらと吸い寄せられるように近づいていくと、そこには案の定横尾忠則のポスターが張られているのである。

 そんな横尾が主に1995年以降に制作したポスター135点を、展覧会、個展、イベント、観光、神社仏閣、映画、演劇等々17のカテゴリーに分類、集大成した本書も、当然のことならものすごいエネルギーを発している。見ているほうにまでそのエネルギーを伝わってきて、何だか元気になってくるから不思議だ。個人的には精神世界とかいった話に興味ないのだけれど、その方面に対する作者の傾倒ぶりが決してポーズやスタイルでないことは、作品が発散するこのエネルギーからも明らかだろう。

 けれども横尾作品の凄いところは、そうした精神性が真面目くさった悟りの表情をまとうのでなく、哄笑に満ちたユーモアを伴って表現されている点だ。実際、この本のどこからも、高らかな笑いが沸きあがってくる。いや、いや、これは単なる比喩ではない。嘘だと思うなら64、65ページを開いてみるといい。墨絵風に描かれた幽玄なる深山の景色には、何とまあ「ウワッハッハッハッハッハ...」とひときわ高くこだまする笑い声が、そのままに書き込まれているのだ。

 あるいは『万歳七唱 岡本太郎の鬼子たち』という展覧会ポスターでは、赤鬼、青鬼にふんした横尾忠則はじめ7人の現代美術作家を、岡本太郎の鋭い眼光が見据えているのだが、ここでも眼光と言ったのは比喩ではなく、岡本太郎の目からは文字通り光が発している。漫画じゃあるまいに、などと言うなかれ。近代のデザインがめざしたわかりやすさ、大衆性の、究極のかたちがここにはある。そういえばこの本には、作者による短い自作解説がところどころ付されているのだが、『櫻の宮』と題された櫻木神社のポスターについて、こんなエピソードが書かれていた。「このポスターは別に神社を宣伝するためのものではない。神社にお参りに来た人たちがそっと買って帰って、わが家に飾ってくれているという。それも『作品』などという概念を持たない一般の人が多いと聞く。このポスターの制作者などに特別興味はない。ただ家に飾っておくためらしい。」いい話ではないか。おそらくは横尾忠則の名前すら知らないだろう人たちが、彼のポスターに魅せられ買い求めていくのだ。

 かつてヴァルター・ベンヤミンは、複製技術の発達した近代において、芸術作品の持つ唯一性のアウラが消失すると看破したが、複製技術を駆使した横尾の「ポスタア藝術」には、いくら複製しても失せないアウラが満ちている。 (bk1ブックナビゲーター:平岡敦/大学講師・翻訳家 2000.7.11)

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2005/06/18 23:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/05/07 17:11

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。