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商品説明
プロ野球を味わうにはコツがいる。審判の権威、FA、集団的応援など、日本のプロ野球界が抱える問題を扱い、見る側の権利として貪欲にプロ野球の楽しさを追求する。『週刊朝日』連載コラムをもとに編集。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
岡田 忠
- 略歴
- 〈岡田忠〉1936年広島県生まれ。立命館大学文学部卒業。朝日新聞社スポーツ記者、東京本社編集委員等を経て、96年定年退職。現在、スポーツライター。
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紙の本
喉ごしスッキリ辛口野球論
2000/10/12 12:12
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投稿者:横山太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
スポーツ紙の記者を永年勤めたスポーツライターが送る野球エッセイ。ビールの缶をあしらったカバーにも書いてあるが、その味わいは喉ごしすっきりな辛口だ。
一読すればわかるが、その内容は日米の野球に対する違いから、FA問題、審判の権威といったシリアスな話から、「ちょっといい話」まで非常に多岐にわたる。にもかかわらず軽い感じで読めてしまうのは、筆者の絶妙な語り口のためだろう。そのおかげで、少しでも野球に興味があれば、充分楽しめる。もちろん、より知っていたほうが楽しみは倍加する。
メジャーとの比較論ではついつい辛口になりがちだが、それも「プロ野球」を愛すればこそ。サムライ野球へのノスタルジーを持ちつつも、「今」のプロ野球の良い点を誉めることも忘れていない。また、全編にわたって、いわゆる暴露的な書き方ではなく、つとめて客観的な記述を心がけようとしている姿勢にも、好感が持てる。