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商品説明
大学の研究生として民族学を学ぶ宮地紀之は、諏訪信仰の謎を追い、北アルプス山中で奇妙な神木を発見した。解き放たれた封印。現れたものは悪神なのか。諏訪信仰、裏の祭り、神の家系…。現代に甦る血の伝説を描く伝奇ホラー。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
加門 七海
- 略歴
- 〈加門七海〉東京都生まれ。多摩美術大学大学院修了。美術館学芸員勤務を経て、「人丸調伏令」で小説家としてデビュー。ほかの著書に「あの風に訊け」「うわさの神仏」など。
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紙の本
呪われた血筋
2002/07/05 21:24
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投稿者:TAIRA - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供の頃から何人もの死を見つづけてきた、高藤正哉。民俗学を学び、諏訪信仰の研究に没頭する、宮地紀之。今だ古の信仰が息づいている山中で神木の封印が解かれた時、二人の運命が動き出す。
諏訪、神木、柱、鹿などのあらゆる信仰と、それに対しての独自の見解が織り交ぜられており、作者の様々な知識がより一層この作品を深いものにしている。
加門七海の作品は、このような作者の博識が見所なのだが、今回は人の死を見つづけるという暗い定めを背負っているために他人を寄せ付けない高藤と、高藤のことが怖いのだがそれぞれの運命を打ち破るため一緒に行動する宮地の友情も一つの見所ではないかと思う。
加門七海お得意の怪奇ホラー小説。