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- カテゴリ:小学生
- 発行年月:2000.6
- 出版社: 教育画劇
- サイズ:22cm/271p
- 利用対象:小学生
- ISBN:4-7746-0484-4
紙の本
地下迷宮の冒険 (教育画劇の創作文学 魔法少女マリリン)
魔法の才能と将来への不信・不安がマリリンの心を深く傷つけていく矢先に、伝説の都アルシャンを最大の危機が襲う。謎の行方不明事件、奇病「眠り病」の流行…。街を、人々を、そして...
地下迷宮の冒険 (教育画劇の創作文学 魔法少女マリリン)
紙の本 |
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- 税込価格:6,160円(56pt)
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商品説明
魔法の才能と将来への不信・不安がマリリンの心を深く傷つけていく矢先に、伝説の都アルシャンを最大の危機が襲う。謎の行方不明事件、奇病「眠り病」の流行…。街を、人々を、そして自分自身を、マリリンは救えるのだろうか?【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
村山 早紀
- 略歴
- 〈村山早紀〉1963年長崎県生まれ。活水女子大学卒業。「ちいさいえりちゃん」で、椋鳩十児童文学賞、毎日童話新人賞最優秀賞受賞。ほかの作品に「シェーラひめのぼうけん」シリーズなど。
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紙の本
やわらかい心と強い意志。どきどきわくわくの冒険!
2001/08/24 17:19
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投稿者:長崎夏海 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「魔法少女マリリン」シリーズの第3弾。 魔法、お姫様、半魚人、剣、謎の事件、洞窟の金銀財宝宝石の山、地底湖、お城、そして冒険!おもちゃ箱をあけた時みたいなわくわくが、たくさんつまっている。
舞台は王都アルシャン。マリリンは、ばりばり魔法を使って悪い奴らをやっつけたり、魔物退治なんかしちゃう偉大な魔法使いになって、伝説として歴史に残る大冒険をするのが夢。学校では劣等生だったけど、この頃ほんの少し自信をもててきていた。それなのに、洞窟の財宝をとりにいく仕事で大失敗。氷の壁をとかすために出した火の玉が、巨大すぎて大爆発しちゃったのだ。
でも、落ち込んでばかりはいられない。謎の行方不明事件、奇病「眠り病」の流行。アルシャンには最大の危機が!
さっそく身をのりだすマリリンだけど、危険な事件なために、子どもだからと今回は参加させてもらえない。マリリンのお仕事は、冒険家志望のお姫様アリナの遊び相手。
ところがマリリンとアリナは、事件のど真ん中へ!30匹もいる怪物を相手に、勇敢に戦うマリリンだが、絶対絶命。アリナはマリリンをかばって、背中を剣でえぐられ倒れる。
ひとかけらしかない才能(と、自分で思ってしまっている…)に、マリリンは願いを託す。「死んでしまってもいいから。わたしの腕に眠る友達、わたしのそばにいるこの人たちを守れるだけの力をください。」
マリリンとアリナの友情、自分に対する不安と夢を通して、偉大な魔法使いの意味をつかんで、またマリリンは強くなっていく。
登場人物はみな魅力的。一筋縄ではいかないしたたかな商売人で、強い母親。顔色ひとつ変えずに人を殺せる悪の王なのにマリリンたちを助けちゃうドルテスもいい味をだしている。
ラストは、出生の秘密のおまけつき。このあとの冒険も楽しみだ。なんてったって、「人生が丸ごと冒険——こういうのも悪くない」って言っちゃうマリリンだ。明るく強く心の羅針盤にしたがって、どんな冒険をやってのけてくれるかが楽しみだ。
第1弾は「青い石の伝説」。第2弾は「時計塔の魔女」。