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紙の本
雪国の民話をたのしむ
2004/03/11 15:36
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投稿者:mitch - この投稿者のレビュー一覧を見る
北国の雪深い山に、ゆきひめとあねさまの姉妹が住んでいました。ある吹雪の晩、ゆきばんばにおどかされ、姉妹はちりぢりになってしまいます。ゆきひめは村に行き、やさしいおじいさんとおばあさんの家に住まわせてもらうことになりました。ゆきひめは、おじいさんのもとで、お礼にはた織りを申し出ます。出来あがった布は、村で大評判になり、たいそうな値で売れました。やがてゆきひめは弱っていき、冬の終わりの雪の日にあねさまに手を引かれ、山の向こうへ飛んでいってしまうのでした。
雪の上でさらして仕上げる、「ちぢみ」という雪国特産の布にまつわる地方の物語。図書館で見つけ、最初から最後まで6歳の娘一人、もくもくと目で追いながら読んだ本です。昔話特有の語り口なので、どちらかといえば人から読んでもらって聞いて楽しむ種類の絵本だと思います。雪のふる寒い冬の日の読み聞かせにぴったりです。