サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4 2件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般 研究者
  • 発行年月:1979
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波文庫
  • サイズ:15cm/318,15p
  • 利用対象:一般 研究者
  • ISBN:4-00-341481-0
文庫

紙の本

日本資本主義分析 (岩波文庫)

著者 山田 盛太郎 (著)

日本資本主義分析 (岩波文庫)

税込 990 9pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー2件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

なぜ日本の社長に、人事・労務出身者が多いのか?

2002/11/04 00:45

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くるぶし - この投稿者のレビュー一覧を見る

 明治以来、日本企業のトップの大半は、人事・労務出身者に占められてきた。
 発明家がその高い付加価値を実現した故に創業者社長になったり、巨大で複雑な組織を短期に改革して利潤を獲得できるプロの経営者が他からやってきたりするのとは、随分違っていた。
 なんとなれば、日本企業では、近代以降長きに渡って、労務管理だけが富の源泉だったからだ。つまりは、付加価値の低い後発の資本主義として、労賃を叩く(労働コストを下げる)ことだけが、利益を出し、設備への再投資・経済の拡大再生産へとつなげていく唯一のやり方だった。
 当時の日本人の賃金は、もう何世紀もイギリスの植民地であったインドのそれより低かった。もっとも低賃金労働力は、ネズミ講式コスト先送り経営(例えば他の国にはとっくに倒産という規模の借金をしての設備投資-----それを支えたのは、国民に貯金させ高い土地・住宅を買わせることで維持した低金利と高地価による低い資金コストである)とともに、戦後も日本経済の「競争力」を支える支柱だった。たとえば1950年代、日本の中卒者の賃金はインドやスリランカの農業労働者の約半分程度だったし、1960年、アジア経済研究所に就職した経済学士の初任給は月額13500円(37.5ドル)、同じ年スリランカの大学を卒業して大学職員として就職した人の初任給は月額800ルピー(168ドル)だった)。
 他にも、この国の鉄道が、電信電話システムが、重工業が、何故すべからく「国営」(しかも軍がらみ)であったのか、そして昭和恐慌は何を引き起こしたのか/それは何故だったのか、までこの本は取り扱う。それらはもちろん繋がっており、事の本質を構成しているのである。その恐慌に「日本経済のいきづまり」を見て結局「海外進出」を主張した高橋亀吉の「恐慌もの」(『昭和金融恐慌史』:これは昭和43年に書いたもので、ちゃっかり「当時の金融システムの未整備」を恐慌の主因としてる)なんかを読むくらいなら、そもそも「海外進出」を必然とする脆弱性を、日本の資本主義確立に見て取るこの本を見るべきだ。事態の原因をアクシデンタルなところに求めるのでなくエッセンシャルな部分に見ることこそ、「危機」を見ることではないか。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2010/09/20 19:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。